
本日は、これから出番が増えそう
な〈水出し茶〉についてのお話
でした。ちゃちゃちゃを聞いて
下さっているリスナーさんなら、
「毎年実践してるよ」という方も
多いかもしれませんね。とはいえ、
お茶といえば、まだまだ熱いお湯
で淹れるもの…というイメージが
主流だと思います。でも、日本茶
も紅茶も水出しで楽しむことが
できるんですよ。
では、クイズです!
「一般的な緑茶=煎茶は、温度の
高い熱々のお湯で淹れるほど苦み
や渋みが出る・出ない⁈どっちで
しょう?」
答えは、出る~!!!そうです。
熱々のお湯で淹れると、苦みや
渋みがでます。反対に温度が低い
と、苦味や渋みが抽出されにくい
ので、甘みとうま味がたっぷりの
お茶ができるんです。
甘味やうま味は、テアニンという
成分でこれにはリラックス効果が
あるんです。つまり、お茶は淹れ
る液体の温度の温度帯によって、
味わいを変えられる飲み物なん
です!(これがまた楽しい♪)
ただし、低い温度で淹れる場合は
抽出されるまでに時間が必要です。
熱いお湯なら、1分でお茶が淹れ
られますが、冷水の場合は、
3~4時間ほど、あるいは濃いめ
がお好みの方は6~7時間浸して
おくと、美味しいあまい緑茶が
出来るんです。
とにかく、あまり難しく考えず
水出し麦茶のような感覚で、
ガラスなどのボトルにお茶の葉と
カルキのにおいのしない水を入れ
冷蔵庫にいれておけばOK!夜寝る
前に作っておけば、朝には水出し
茶ができています。
煎茶でも紅茶でもほうじ茶でも、
この方法で作ることができます。
最近では、お茶農家さんや日本茶
カフェやレストランなどでも、
ウェルカムドリンクとして、水出
し茶を出してくれることが増えて
います。暑い日に、ゆず緑茶の
水出し茶なんか出してもらうと、
感動的な美味しさなのデス♡
茂木さんの2023年の冷茶の
楽しみ方は…
「今年は、スタンダードに戻って
美味しいあまみのあるお茶を贅沢
に使ってちょっと濃いめに淹れ、
そこに氷を入れて、パキパキパキ
と氷の鳴る音を楽しみながら
いただくんです。器もガラスなど
お気に入りのものにして、涼しげ
にしてもいいんですよね。癒され
ます。」ということでした!
最近は、水出し用の専用茶も見か
けることが増えました。こうした
お茶を使ってもいいですし、普通
の煎茶などのリーフでも美味しく
いれられます。ぜひ、皆さんも
水出し茶、お試しくださいね。
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