
春ってなんだかウキウキしますね。
洋服や靴を新調してみたくなったりする
のはスタッフだけでしょうか⁈
さて、そんな新年度のスタートの時期と
いうことで、本日は、あらためてお茶の
淹れ方についてお話しました。
「どうしたら美味しいお茶が淹れられま
すか?」と聞かれることが多いのですが
まず、淹れる前に「これだけは押さえて
おきたい!3つのポイント」をご紹介
します。(これは、温かい煎茶を淹れる
時のポイントです!!)
大事なのはこの3点です。
・茶葉
・お水(お湯)
・茶器
まず、1つめの茶葉について。茶葉は、
値段が高ければ高いほど美味しいという
わけではないんですが、まだお茶を淹れ
るのに慣れていないという方は、100g
あたり700円~800円、できたら1000円
くらいのお茶を選びましょう。購入する
のは、お茶屋さんでもスーパーでも構い
ません。(商品が回転していて、日が
あたるところに置かれていないなど、
丁寧に扱われているお店がおススメ)
2つめのお水について。水がまずいと、
お茶は絶対おいしくなりません。浄水器
を通したり、ミネラルウォーターが
おススメです。もちろん、お家のお水が
おいしければ、それで問題ありません。
(羨ましい限りです!)
また、お水は、必ず一度沸騰させてから
冷ましましょう。このひと手間で味が
違ってきますよ。
3つめの茶器は、急須がおススメです。
(形もかわいいし♪)ですが、もちろん
茶漉しでもかまいません。この時の
ポイントは、お茶の葉がお湯の中で、
しっかりとのびのびと広がることができ
るスペースがあるコトなんです!
茶漉しだと、どうしても茶葉が密になり
お茶の葉が開きにくいんです。最近では
透明のアクリル急須や哺乳類の素材で
できた割れにくい急須などもあります。
お好みのものをひとつ持っておくと、
お茶を淹れる時間がより楽しくなると
思います。
この3つのポイントをクリアしたら、
さっそく淹れていきましょう♪
茶葉は、一人分約3グラムです。
(ティースプーン山盛りで3gと言われ
ますが、スプーンによって大きさが違う
ので、計量するのがおススメです)
(秦野の高梨さんも計量されてました!)
お湯の量は、ざっくり派の茂木さんは
マグカップや湯飲みで湯冷ましして、
それをそのまま淹れることが多いよう
ですが、大体150ml~180mlくらいが
適量です。(マグカップなら少なめに)
そして、少し冷ましたお湯を、急須の
茶葉に注ぎ、1分ほど蒸らします。1分後
それを丁寧に注いだら完了です。どう
です?思ったより難しくないと思いませ
んか。なお、注ぐ際は、最後の一滴まで
注ぐ心持ちでぽとぽと落とすとよいです
よ。
なお、淹れてみて、味が薄い場合は、
茶葉に対してお湯の量が多いのが大体の
理由です。逆に「わっ、苦い!」という
場合は、お湯が熱すぎたか、茶葉が
多かったのが理由と考えられます。
あとは、何度も淹れたら上手になって
いくものです。ひとつのお茶を買ったら
それを繰り返し淹れてみる。美味しく
はいらなかったら、茶葉の量やお湯の
温度を変えてみる…そうやって試して
みると、「美味しく入った!」という
感動の瞬間があると思います。茂木さんだって、美味しくはいらない時
があるそうですから、そうなっても気に
せず、繰り返し練習してみてください♪
お茶が美味しく淹れられると、気持ちが
整います。暮らしの中にそうした時間が
あるのはとても贅沢だと思います。なお、スタッフ的には、一番時間を
要するのは、お湯を冷ますところだと
感じています。湯冷まししたお湯さえ
あれば、2分あれば、余裕でお茶は淹れ
られます。急いでいる時の裏技として、
湯冷ましせずに、熱湯にミネラルウォー
ターを少しだけ入れて冷ましちゃう時も
あります。ちなみに、スタッフは、夫が
お茶をこよなく愛する人だったので、
結婚してから練習してお茶を淹れられる
ようになりました。一度美味しく淹れら
れるようになると、美味しいお茶を自分
はもとより、家族にも友だちにも淹れて
あげられる人になります。料理よりも
めちゃくちゃ簡単です。ぜひ、この春
チャレンジしてみませんか?
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