NIPPON CHA 茶 CHA - Fm yokohama 84.7

日本茶クイズ!”緑茶を淹れる時、一煎目は捨てる⁈”

本日番組で出題した日本茶クイズはこちら!
「緑茶を淹れる時、一煎目は捨てる⁈」
YES or NO ?
答えは、NOOOOOOOO!!!
もちろんNOです。
一部の中国茶などで、最初にお湯をさっと通して
捨てることがありますが、日本茶の場合は
捨てないでくださいね。美味しさがつまっています♪

ところで、急須でお茶を楽しんでいる皆さんは、
ふだんお茶を何煎まで淹れていますか?

茂木さんは、お茶によっては二煎目三煎目まで
飲んで、味わいの変化を楽しむことが多いそう!
ちなみに、一煎目というのは、お茶の葉を入れた
急須にお湯を注いで、少し蒸らした後、最初に注ぐ
一杯目のお茶のことデス。

一煎目を注ぐときの大事なポイントは、
急須に残ったお湯を最後のひとしずくまで
ぽたぽたと湯飲みに移すコト。
ゴールデンドロップなんて言ったりもしますね。

通常、煎茶の場合、一煎目は80度から90度ほどの
少し冷ましたお湯を注ぎます。そして、二煎目は
一煎目よりも高い温度で、先ほどよりも
短めの抽出時間で湯飲みに注ぎます。

こうして淹れた一煎目と二煎目は、
実はそれぞれ味が異なります。
一煎目は甘みとうまみを感じますし、
二煎目はすっきりとした味わいで渋みも
感じることが多いのです。

また茂木さんは、水筒にお茶をいれる時、
一煎目と二煎目を混ぜているそう。
そうすると、味の輪郭がより強くなる気がするんだそう♪


また、ガラスなどの急須で淹れる時、
中のお茶の葉をじ~っと見つめてみると、
一煎目は、お茶の葉の“より”がやんわりほどけて、
ゆるんでくる様子を見ることができます。
そして、これが二煎目になるとのびのびと
お茶の葉が広がっていくんです。

この何煎まで飲むか問題ですが、
二煎目の後、お茶の葉を追加でちょい入れして、
熱いお湯で三煎目を楽しむ…というツワモノ?もいます。

淹れるお茶によって、一煎ですべて出しきった感のある
お茶もあったり、二煎目がものすごくバランスの良い
美味しいお茶にはいるお茶もあったり、
それぞれ個性があるので、淹れ方やお茶の葉の量、
お湯の温度も変えて、楽しんでいただけたらと思います。


*******************

さて、番組では、あなたからのお茶に
まつわるお便りを心よりお待ちして
います。日本茶クイズの出題やお茶の
コレについて知りた~いなどぜひ
お気軽にお寄せください。
アドレスはocha@fmyokohama.jp
です。

そして、茂木さんのTwitter
ぜひチェックしてくださいね。

 

top