
今日の『NIPPON CHA・茶・CHA』は
「茶筒」についてお話でした。(茶筒に
ついてお話する番組なんて滅多にない
でしょうね(笑))
皆さんのお家には茶筒ありますか?
お茶好きさんならいくつかお持ちかも
しれませんね。ちなみに、茂木さんは
10個ほどお持ちだそうです!
まず、茶筒は何のためのものなのかと
言いますと、もちろん⁈お茶を保管する
ための物です!お茶は、完全な乾物の
ように思えますが、実は少~し水分を
含んでいるんですよね。そんなお茶の葉
は、湿気ってしまったり光にあたって
しまうと劣化して、味わいが損なわれて
しまいます。ですので、お茶の封を切った
ら茶筒に移して保管した方がよいのです。
茶筒に入れていても、お茶を淹れる時に
少~しずつ空気や光に触れるので、1ヶ月
以内には飲み切りたいもの。な・の・で、
自分が2週間から1ヶ月ほどで飲みきる量に
合わせた茶筒を選ぶのがおススメです。
昔はあまりサイズの選択肢がなかった
のですが、最近は、いろんな大きさの
さまざまな種類の茶筒があります。
ぜひ「茶筒」でネット検索(画像)して
みてください。本当にいろんなものが
見つかります!
スタッフが見ていて気になったのは、
江東堂高橋製作所の「ハードロック缶
まもる」。名前もユニークですが、気密性
抜群で空気も匂いも漏れない驚異の茶筒型
の缶だそう。しかもマグネット付きなので
冷蔵庫に垂直にくっつきます。「まもる」
のトラベルサイズもあるので、海外に行く
ときには日本茶を持っていくのにも良い
ですし、現地で購入したスパイスなどを
持ち帰るのにも良さそうです。
そんな今や百花繚乱といった感のある茶筒
ですが、日本には茶筒を作って100年
以上という会社もあります。その中のひとつ、
明治8年創業の開花堂では、ブリキや
真鍮、銅の茶筒を一点一点手作りで作っており
修理も受けているので、2世代、3世代にも
渡って使い続けている方もいらっしゃるの
だとか…。また時間がたつと色合いが変化
していく茶筒でもあり、この経年変化が
美しいデス。
なお、茶筒は気密性が大事なので、
内蓋があるものがおススメです。また
香りの強いお茶を入れた後は洗いたくなり
ますが、洗ったら十分に乾かしましょう。
もしくは、煎茶の残りを入れておくと消臭
してくれるそうです。(このことをお茶屋
さんでは、お茶で洗うと言うそう♪)
最近では、お茶だけでなく、パスタや
スパイス、お米なども入れられるものも
あります。キッチンにあるとカワイイ
茶筒、よかったらチェックしてみて
くださいね。
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さて、番組では、あなたからのお茶に
まつわるお便りを心よりお待ちして
います。日本茶クイズの出題やお茶の
コレについて知りた~い…などぜひ
お気軽にお寄せください。
アドレスはocha@fmyokohama.jp
です。
そして、茂木さんのTwitterも
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