
寒い冬となっております。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
寒い時には体の内側から温まる
お茶をぜひ♪
(always お茶推し(笑))
さて、今日の日本茶クイズは…
「九州の”雪の降る町”でお茶が
作られている~?!」でした。
答えは… YEEEEESSSSS!!!
はーい、作られていま~す。
宮崎県の高千穂は、冬、雪が降る
にも関わらず、なんとお茶の産地
なんですね!日本の神話の里として
知られ、天岩戸神社や高千穂峡など
人気の観光地でもある高千穂は、
世界農業遺産にも認定されている
地域です。
「高千穂のお茶」は、高千穂町、
日之影町、五ヶ瀬町(ごかせちょう
と読みます)の3つの町をまとめて
の総称で、それぞれの町には、個性
豊かなお茶農家さんたちがいます。
国内だけでなく、ドイツなど海外
でも人気を集めている農家さんも
いるんです。(今回調べるまで、
スタッフも知りませんでした…!)
そんな高千穂ですが、標高の高い山
の茶畑が多く、冬には雪が降ります。
五ヶ瀬町にはスキー場もあるそう…。
これ、お茶好きさんにはかなりの
驚きなのですが、もともとチャは、
亜熱帯原産で寒さに強くありません。
日本茶の経済的な産地の北限は、
茨城と新潟と言われています。
もちろん自家製のお茶の栽培や植樹
としては、青森や北海道でも見られ
ますが、そうした地域ではハウス栽培
も多いので、路地栽培で「ひとつの
産地」となっているのはなかなか
珍しいんですよね。
高千穂では、冬には雪よけにわらなどを
かけお茶づくりをしていらっしゃるそう。
新茶の茶摘みも時期が遅く、6月に新茶
を収穫するのだとか。ただ標高が高い
ということもあり、実は虫が少なく、
長年有機でお茶を栽培しています。
(知らなかった~)
作られているのは、主に「釜炒り茶」。
(先週ご紹介しましたね♪)その他に、
紅茶や烏龍茶、品種茶もつくって
いらっしゃいます。先ほど高千穂の
一心園さんの釜炒り茶いただいて
みました。
香りがとにかくいい~!
袋の中に鼻を突っ込んで、ずっと香りを
かいでいたくなるような素敵な釜香(笑)
味わいは、思わずにこにこしちゃうよう
な”まぁるい味のお茶”でした♪
香ばしくて甘さもあるので、一対一で
向き合っていたいお茶…と茂木さん。
雪の降る町のオーガニックの釜炒り
茶。神々の里にふさわしい健康的で
美味しいお茶です♪
なお今月、元町の日本茶カフェ
「茶倉」では、高千穂の釜炒り茶と
紅茶、そして釜炒り茶を使った
スペシャルスイーツがメニューに
加わっているそうなので、気に
なった方ぜひお試しください。
お茶の葉の販売も行っているそうです。
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番組ではあなたからのお茶に
まつわるお便りをお待ちして
います。「こんな風にTea
Timeを楽しんでるよ~」、
「お茶のコレがわからない」など
ぜひぜひお気軽にお寄せください。
アドレスはocha@fmyokohama.jp
です。
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