NIPPON CHA 茶 CHA - Fm yokohama 84.7

2020年秋に誕生したニューフェイスの茶器「刻音」(ときね)をご紹介♪

今日の日本茶クイズは、「お茶を淹れるため

のドリップタイプの茶器がある?!」でした。

答えは…YES!! あるんですよ。

お茶は急須で淹れるもの…というイメージが

ありますが、近年お茶を淹れる道具が

いろいろ出てきています。もちろん

茂木さんは“急須”love♡。

急須をこよなく愛してやまないのですが、

新しい茶器にも興味あり!

今日は、そんな新しい茶器のひとつ、

今年の秋に誕生した茶器ティードリッパー

「刻音(ときね)」をご紹介。

時を「刻」む「刻」に、「音」をあわせた

名前で”ときね”。なんとかわいい名前

でしょう! 思わずトキネちゃんと呼びたく

なりますね。

「刻音」は、お茶のパッケージの専門店、

株式会社吉村がプロダクトデザイナーの

石黒猛さん・伊東祥次さんと組んで作った

茶器です。吉村が、茶器を作るのは今回が

初めてとのこと!

「なぜこうした茶器を開発したのか」

吉村の方に伺った所、急須離れが進んだ今、

現代の暮らしにマッチした茶器を作りたい…

という想いからとのこと。2年かけ、

細かい角度の調整など500回を超える試作を

繰り返し、誕生したそうです。

ティードリッパー「刻音」。円筒型の耐熱

ガラスとフィルターでできています。

お茶の味を生かすため金属は一切使用して

おらず、フィルターは波佐見焼の新素材。

半磁器でできていて、ざらっとした温かみ

のある素材。

耐熱ガラスにフィルターをセットしたら、

お茶の葉を入れお湯を注ぎます。すると…

ぽたぽたっとコーヒーのドリップのような

感じで、お茶の雫がしたたりおちていくの

だそう!

その後、ぽたぽたが止まりお湯がフィルター

部分にたまります。この時、茶の葉が広がる

様子を見て楽しむこともできます♪

1分程たったらフィルターのレバーを引き、

お湯をザーッと下のガラスに流したら、

出来上がり!あとはお茶を湯飲みなどに

移していただきます。※淹れ方などは

吉村のサイトをぜひご覧くださいね。

刻音をYouTubeで見てみる?!


ご担当の方に伺った所、同じ茶葉を使っても

急須と刻音では味わいが異なるそう。特に

一煎目が雑味の少ないクリアな味になるんだ

とか。深蒸し茶を淹れても、わりと澄んだ

水色になると。(これは気になります!)

したたる音と茶葉が開く様子を楽しむことが

できる、目からも耳からも楽しめる新しい

茶器ティードリッパー「刻音」、お値段は

税別5500円。食洗器でも洗えるそうです。

気になった方、お茶屋さんなどでおたずね

ください。また吉村のHPでも購入可能。

刻音、チェックしてみてください。

新しい茶器で2021年のお茶ライフを始める

というのもわくわくしますね♪   

さてさて、番組では、あなたからのお茶に

まつわる素朴な疑問・質問、メッセージ

などお待ちしています。お気軽に送って

くださいね。

あて先はocha@fmyokohama.jpです。

お待ちしておりまーす。

top