NIPPON CHA 茶 CHA - Fm yokohama 84.7

「ぼてぼて茶」という郷土料理なんて、存在しない?!

昨日はバレンタインでしたが
お茶好きのみなさんは
やっぱり、抹茶チョコレートや
玄米チョコレートが
お好きでしょうか!?(^^)
最近は日本茶を使った
美味しいチョコレートが
たくさんあって新作を見つけると
ついつい買ってしまいます♪

さて、今日の日本茶クイズはこちら!

「ぼてぼて茶」という郷土料理なんて
存在しない!?

Yes or No!!

答えは…

Nooooooooooo
!!!!!


ありま〜す!
島根県松江市に伝わる
「ぼてぼて茶」!!


「松江」は、京都・金沢と並んで
日本三大菓子処!!
古くから茶の湯の文化も豊かな街です。

これは、江戸時代後期の
松江藩主の松平治郷=不昧公が
江戸時代を代表する有名な茶人であり
松江にお茶の文化が根付いたのは、
不昧公の絶大な影響によるもの。

そんな松江で古くから伝わる
「ぼてぼて茶」を日本橋にある
島根のアンテナショップで
見つけました!

松江市のお茶屋さん「三幸園」さんの
「ぼてぼて茶」です!

島根県産の番茶に
お茶の花が入っています。


茂木さんも、日本茶の花を
初めて見たかも!と言ってましたが
茶の花入りって珍しいですよね。

飲み方は…
やかんや土瓶にいれて煮立たせ
少し冷ましたものを茶碗に注ぎます。

そして、通常のものより
長めの茶筅の先端に塩をつけて
ゆっくりと泡立たせます。
この泡立てるときの音が
「ぼてぼて」と聞こえることから
「ぼてぼて茶」と名付けられたそうです。


泡立ったら、細かく刻んだ
煮豆や塩昆布、漬物、干し椎茸
お赤飯などお好みの具材をいれて
混ざるように茶碗の底の部分を
静かに回して、箸を使わずに
具ごといただきます。

茂木さんも、茶筅で泡立てた
「ぼてぼて茶」を
お茶だけで味わいました!

茂木さん
「番茶みたいな味わいなんですけど
すごくまろやかで優しい味!
泡立てるとさらにクリーミー!!!
これは…ハマりそう!!」


「ぼてぼて茶」の起源は
諸説ありますが…
出雲地方には昔、砂鉄の鋳造場があり
そこで働く労働者が、立ったまま口に
流し込んでいた労働食だったそうです。
不昧公も、鷹狩りの際に
空腹を満たすために食し
また飢饉の際には「ぼてぼて茶」を
奨励したそうです。

現在も、松江城周辺では
「ぼてぼて茶」を出している
お店があります!
松江に行けなくても
ネットや島根のアンテナショップで
購入することができます♪

◆島根県・松江市「お茶の三幸園」HP◆

みなさんも、お好みの具材をいれて
「ぼてぼて茶」を味わってみては
いかがでしょうか☆ 


番組では皆さんからのメッセージを
お待ちしております
ocha@fmyokohama.jp
 




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