
あけましておめでとうございます!
2020年もNIPPON CHA・茶・CHAを
どうぞよろしくお願い致します☆
さて今日は「映画とお茶を♪」
ということで、この寒い季節に
心温まる作品を2本紹介しました。
まず一本目は…
2015年の作品「あん」
樹木希林さんの最後の主演映画です。
物語の舞台は
町の小さなどら焼き屋さん。
ここで働く千太郎の前に
ある日、求人募集の張り紙を見た
高齢の女性、徳江が現れます。
最初は断る千太郎ですが
彼女が置いていった「粒あん」を食べ
その気持ちが変わります。
徳江と一緒に手間をかけ
こだわりの「あん」を使うように
なったどら焼きは
たちまち評判となり、店は大繁盛!
それまで投げやりに生きていた
千太郎の心にも変化が生まれます。
しかし、心ない噂が
彼らの運命を思わぬ方向に
変えてしまうのです…
ドリアン助川さんによる原作を
河瀬直美さんが監督。
主演は樹木希林さん
どら焼き屋の店長=千太郎を
永瀬正敏さんが演じています。
映画の中で、樹木さん演じる
徳江が小豆を愛おしんで
“あん”を炊いていく様子や
つぶやく言葉に茂木さんも
心が揺さぶられたそうで…
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小豆の言葉に耳を
澄ませてきました。
小豆がどんな旅をしてきたのか
小豆が見てきた雨の日や
晴れの日を想像するんです…
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映画の中に出てくるんですが
お茶についても思うことですよね。
手のひらの中の一杯に届くまで
お茶がどんな旅をしてきたのか…
自然の恵みとお茶に携わる
人のリレーがあって
自分の手元にお茶が届く。
茂木さん
「だからこそ、美味しい一杯を
淹れたいなぁと思うんですよね。
お茶は手紙のようだなんて
私よく言うんですけど
そういう思いがあるから…
映画「あん」を観終わったあとは
美味しいどら焼きと
濃いめに淹れたお茶が
飲みたくなります。」
そしてもう一本は
2000年に公開された
イギリス・イタリア映画
「ムッソリーニとお茶を」
ムッソリーニ政権下の
フィレンツェを舞台にした作品。
孤独なイタリアの少年ルカと
アメリカ・イギリスの5人の
女性たちの交流を描いた
ヒューマンドラマです。
マギー・スミスや
ジュディ・デンチ
シェールなど
素晴らしい女優さんによる
共演も見どころですが
戦争へ向かう時代の中
自分らしく生きることを
大切にする姿からも
学ぶものがありました!
茂木さん
「良いときも悪いときも
お茶の時間が、暮らしのなかに
当たり前にある様子が
何度も出てくるんですが
なんか、それがいいんですよね。
グッと来ました。」
新しい映画だけなく
古いものにもいい作品が
いっぱいあります!
この冬はそんな名作を
お茶とともにご覧になってみては
いかがでしょうか?
皆さんのおススメの
お茶にまつわる映画もあったら
是非教えてくださいね!
ocha@fmyokohama.jp
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