2019年も残すところあと3日!
新年を迎える準備はできましたか?
さて、そんな準備の中で
忘れてはいけない「お茶」が
ありましたよね!
ということで、今年最後の
日本茶クイズはこちら!
「お正月に飲む縁起物のお茶といえば?」
「大福茶!!!!!」
つるっと答えがでたあなたは
もはや…お茶上級者♪
お正月に飲む縁起物のお茶といえば
梅干しと結び昆布を入れたお茶
「大福茶」です!
起源は平安京…天暦5年に
京の都で疫病が大流行した際に
六波羅蜜寺の空也上人が
観音像を安置した台車に
お茶と梅干を積み
梅干し入りのお茶を病に
苦しむ人たちにふるまったところ
疫病が次第に下火に…
この功徳にあやかり
時の村上天皇は、正月元旦に
このお茶を服するようになりました。
そんなことから梅干し入りのお茶が
「王が服する茶」=王福茶と呼ばれ
この習慣が庶民に広まり
「大きな福のお茶」という字が
あてられるようになりました。
ちなみに、空也上人ゆかりの
六波羅蜜寺では、今でも
お正月の参拝客に
大福茶をふるまっているそうです。
1000年以上の歴史!!
皆さんも、ぜひ元旦には
一年の邪気をはらい新年を祝福する
この「大福茶」いただいてくださいね。
作り方は簡単です♪
湯飲みに梅干しと結び昆布をいれ
そこに煎茶を注ぐだけ。
恵方の方角を向いていただきます。
最近では、豪華な金粉入りの
大福茶もお店でも売られていますよ。
またお正月といえば
「はなびら餅」があります。
元々は宮中の「歯固めの儀」に
由来する「菱はなびら」から
生まれたとされるお菓子。
丸いお餅にくるまれているのは
小豆で紅く染められた
菱形のお餅とゴボウ、そして白味噌。
丸いお餅は男性を
赤い菱形のお餅は女性を表し
それを重ねて包むことで
子孫繁栄や五穀豊穣を祈る
食べ物とされています。
(「日本料理と天皇」松本栄文著より)
大福茶、はなびら餅・・・
いずれもお正月ならではの
伝統を感じるもの。
ぜひ楽しんでくださいね!!
今年も1年、番組を聴いてくださり
ありがとうございました!
どうぞ、お茶とともに良い年を
お迎えくださいね!!
インフルエンザ対策にもなりますよ~!!
来年は1月4日にお届けします。
番組では2020年も、みなさんからの
メッセージをお待ちしています☆
ocha@fmyokohama.jp
東京ミッドタウン日比谷で来年1月17日・18日に開催される
— 茂木雅世 MasayoMoki (@ocharock) December 16, 2019
『国産お茶フェス』の公式アンバサダーを務めさせて頂くことになりました🕊
全国各地100種のお茶を飲み比べる事が出来たり、生産者の方が自らのお茶のストーリーをステージで話したり‥
楽しいフェスになりそう💭
⇩https://t.co/QMvBkDkeDt pic.twitter.com/TxqxS3xVtR
◆DIMEのweb版にて
茂木さんの連載記事がご覧頂けます♪
☆記事はコチラ☆
◆茂木さんLINEスタンプ☆