NIPPON CHA 茶 CHA - Fm yokohama 84.7

茎茶と棒茶は、同じものではない?!

一段と寒くなって、まわりにはコンコン
咳をしている人もちらほら・・・
インフルエンザ対策にはお茶うがい!
カテキンパワーでやっつけましょうね♪

 

さて!今日の日本茶クイズはこちら!

 

「茎茶と棒茶は、同じものではない?!」

 Yes or No!!

 

答えは…

 

NOOOOOOOOOOO!!

 

「茎茶」も「棒茶」も同じもの!
おもにお茶の茎が入った「お茶」のことです。

 

お茶を摘むときに、
「一芯二葉」や「一芯三葉」といって、
お茶の新芽とその下の茶の葉を
2枚、もしくは3枚摘みます。

 

そのとき、茎も少し入りますが、
それらを製茶していく過程で、
こうした茎をできるだけ取り除きます。

 

特に上級煎茶の場合は、お茶殻を見ると
茎がほとんど入っていないことに
気がつくと思います!

 

こうしてよけられた茎は、
「茎茶」となってお茶屋さんに並びます!

 

お値段は、上級煎茶などに比べると
とてもリーズナブル!
ただし、こうした茎茶にも、もちろん
いろんなランクがあるのは
ご存知でしょうか?

 

新茶を摘むときの、柔らかい茎を使っていれば、
甘味がほのかにある、やや上品なお茶に!
2番茶や3番茶の茎を使ったものであれば、
少し雑味のある力強いお茶になります。

また、茎茶の中にも高級なものがあります。
それが・・・「雁ヶ音」です♪

関西でポピュラーな「雁ヶ音」は
玉露の茎を使ったお茶で、これが茎茶!?と
驚くほど高価なものもありますよ。

 

さらに、茎茶は、棒茶・雁ヶ音以外に、
もうひとつ、「白折」とも呼ばれることがあり、
その名の通り、お茶を見ると、
茎が白っぽいんです☆

 

 

茎茶は、高温でも美味しく淹れられるので、
お茶を淹れるのがちょっと苦手という
初心者の方でも、失敗しにくくて、
淹れやすいと思います。

 

茂木さんも・・・
「味のバランスが整っているので、
高温でざっと淹れても美味しい!
お食事のあとも口の中がさっぱりする。
そして、茎茶だと茶柱が立ちやすい!!」

よく茎茶を飲む茂木さん、
かなりの確率で茶柱が立っているそうで
これはハッピーな気持ちになりますね♪

 

 

最近ペットボトルにもなっている
人気の加賀棒茶!
これは、茎茶を焙じたものなんです。
独特のすっきりした香ばしさがあるのは、
茎だからこそなのかもしれません♪

 

 

ちなみに、茂木さんがおススメの茎茶は、
山口県は辻梅香園の「特上かりがね茶」

毎年、箱買いしているほど
この「かりがね茶」を愛している茂木さん。



スタッフも毎回、茂木さんにいただいて
美味しく飲んでいます♪

みなさんも、この冬に
ぜひ「茎茶」を楽しんでくださいね☆

  

番組では、みなさんからの質問や
メッセージ、みなさんがお使いの
急須のお写真、湯呑みのお写真、
そして、最近出会ったお茶などなど、
みなさんからの情報を
お待ちしています♪
ocha@fmyokohama.jp
送って頂いた方の中から
3名の方に茂木さんのサイン入り
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