一段と寒くなって、まわりにはコンコン
咳をしている人もちらほら・・・
インフルエンザ対策にはお茶うがい!
カテキンパワーでやっつけましょうね♪
さて!今日の日本茶クイズはこちら!
「茎茶と棒茶は、同じものではない?!」
Yes or No!!
答えは…
NOOOOOOOOOOO!!
「茎茶」も「棒茶」も同じもの!
おもにお茶の茎が入った「お茶」のことです。
お茶を摘むときに、
「一芯二葉」や「一芯三葉」といって、
お茶の新芽とその下の茶の葉を
2枚、もしくは3枚摘みます。
そのとき、茎も少し入りますが、
それらを製茶していく過程で、
こうした茎をできるだけ取り除きます。
特に上級煎茶の場合は、お茶殻を見ると
茎がほとんど入っていないことに
気がつくと思います!
こうしてよけられた茎は、
「茎茶」となってお茶屋さんに並びます!
お値段は、上級煎茶などに比べると
とてもリーズナブル!
ただし、こうした茎茶にも、もちろん
いろんなランクがあるのは
ご存知でしょうか?
新茶を摘むときの、柔らかい茎を使っていれば、
甘味がほのかにある、やや上品なお茶に!
2番茶や3番茶の茎を使ったものであれば、
少し雑味のある力強いお茶になります。
また、茎茶の中にも高級なものがあります。
それが・・・「雁ヶ音」です♪
関西でポピュラーな「雁ヶ音」は
玉露の茎を使ったお茶で、これが茎茶!?と
驚くほど高価なものもありますよ。
さらに、茎茶は、棒茶・雁ヶ音以外に、
もうひとつ、「白折」とも呼ばれることがあり、
その名の通り、お茶を見ると、
茎が白っぽいんです☆
茎茶は、高温でも美味しく淹れられるので、
お茶を淹れるのがちょっと苦手という
初心者の方でも、失敗しにくくて、
淹れやすいと思います。
茂木さんも・・・
「味のバランスが整っているので、
高温でざっと淹れても美味しい!
お食事のあとも口の中がさっぱりする。
そして、茎茶だと茶柱が立ちやすい!!」
よく茎茶を飲む茂木さん、
かなりの確率で茶柱が立っているそうで
これはハッピーな気持ちになりますね♪
最近ペットボトルにもなっている
人気の加賀棒茶!
これは、茎茶を焙じたものなんです。
独特のすっきりした香ばしさがあるのは、
茎だからこそなのかもしれません♪
ちなみに、茂木さんがおススメの茎茶は、
山口県は辻梅香園の「特上かりがね茶」
毎年、箱買いしているほど
この「かりがね茶」を愛している茂木さん。
スタッフも毎回、茂木さんにいただいて
美味しく飲んでいます♪
みなさんも、この冬に
ぜひ「茎茶」を楽しんでくださいね☆
番組では、みなさんからの質問や
メッセージ、みなさんがお使いの
急須のお写真、湯呑みのお写真、
そして、最近出会ったお茶などなど、
みなさんからの情報を
お待ちしています♪
ocha@fmyokohama.jp
送って頂いた方の中から
3名の方に茂木さんのサイン入り
Fヨコステッカーをプレゼント♪
《茂木雅世 information》
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茂木さんの連載記事がご覧頂けます♪
☆記事はコチラ☆
東京近郊のお茶のある時間・空間を言葉にした著書『東京のほっとなお茶時間』が明日発売となります🍵
— 茂木雅世 MasayoMoki (@ocharock) 2018年4月15日
62杯のお茶があれば、62個のストーリーがあります。そこに込められた言葉にならない想いを描きたかった☺️
読んだ方は是非‥
#東京のほっとなお茶時間 で感想を呟いてほしいなぁ🍵☺️ pic.twitter.com/I98zMiq32V