本日、11月3日は「文化の日」でもあり
「サンドイッチの日」なんです!
サンドイッチを考案した
サンドイッチ伯爵の誕生日で、
11月3日が「イ・イ・サンド」…
ということで決まったのだとか。
そこで、きょうの放送では、
サンドイッチにあう「和紅茶」に
注目しました!
国産の紅茶は「和紅茶」と呼ばれ
親しまれていますが、
一般的に、渋みが少なく、
やさしい甘みがあるのが特徴♪
ちなみに、復習ですが…
紅茶も緑茶も、同じ茶の葉から作られます。
違うのは製造方法です!
緑茶や煎茶は「不発酵茶」で、
摘んだ茶の葉をすぐに蒸すので、
お茶を淹れたときの色は緑色ですよね。
紅茶は「発酵茶」で、茶の葉をしおれさせ、
酸化酵素を働かせることで、
独特の色や香りがでます。
日本の「紅茶の祖」として知られている、
多田元吉さん。
明治時代に、中国とインドの産地をまわり、
紅茶の生産方法を学び、帰国後は
日本各地に「紅茶伝習所」を作り、
インド式の紅茶づくりを学べる場を
つくられました!
こうして日本における紅茶づくりが
本格化し、昭和のはじめには
海外輸出もしていましたが、
戦争が勃発し、世界での競争に敗れ、
1971年に紅茶の輸入自由化が決まり、
国策として紅茶栽培は終わりを迎えます。
で・す・が!
その後も、静岡や三重、大分など
各地で紅茶づくりを続けていた人が
いたのです!!
そして、時を経て、日本の風土に合った
新品種「べにふうき」が開発。
1995年に登録されて以降、
各地で栽培されるように。
今では、国際的なコンテスト
「The Great Taste Awards」で、
日本の紅茶が金賞を受賞するまでに
なっています☆
明治からさまざまな苦労を乗り越え、
世界で認められる
「日本の紅茶」=「和紅茶」が
生まれるようになった
というわけです!!
ちなみに、茂木さんが好きな
和紅茶は・・・
新潟県の村上茶の「雪国紅茶」
冨士美園 | 越後村上・北限の茶処 | 六代 飯島剛志の雪国紅茶
http://www.fujimien.jp/
海外の紅茶とはまったく違う
柔らかい味わいにキュンキュンする♪
甘くて美味しい味わいを、
みなさんにも是非体感してもらいたいです!
(「和紅茶の本」と茂木さん)
和紅茶専門のSHOPもありますし、
日本産の紅茶をチェックしてみてくださいね!
●国産紅茶専門店
紅葉~くれは~(佐賀県)
https://creha.net/
●自社栽培・生産した紅茶「夢ふうき」が
「The Great Taste Awards」で金賞受賞!
薩摩英国館:鹿児島にある紅茶専門店
http://satsuma-eikokuka.ocnk.net/product-list/10
●手摘みのべにふうきで「The Great Taste Awards2017」で金賞受賞
静岡紅茶
http://shizuoka-tea.jp/index.php
《茂木雅世 information》
DIMEのweb版にて
茂木さんの連載記事がご覧頂けます♪
☆記事はコチラ☆
東京近郊のお茶のある時間・空間を言葉にした著書『東京のほっとなお茶時間』が明日発売となります🍵
— 茂木雅世 MasayoMoki (@ocharock) 2018年4月15日
62杯のお茶があれば、62個のストーリーがあります。そこに込められた言葉にならない想いを描きたかった☺️
読んだ方は是非‥
#東京のほっとなお茶時間 で感想を呟いてほしいなぁ🍵☺️ pic.twitter.com/I98zMiq32V
番組では、みなさんからの質問や
メッセージ、みなさんがお使いの
急須のお写真、湯呑みのお写真、
そして、最近出会ったお茶などなど、
みなさんからの情報を
お待ちしています♪
ocha@fmyokohama.jp
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3名の方に茂木さんのサイン入り
Fヨコステッカーをプレゼント♪