NIPPON CHA 茶 CHA - Fm yokohama 84.7

魅惑の「蘭字」の世界を楽しもう@フェルケール博物館…(11月4日)

 今日は、静岡県清水にある

フェルケール博物館で開催中の

戦後の蘭字
−アフリカと中東へ輸出された日本茶−

を紹介しました!

_171018_0024_2_171018_0023_3(素敵なエントランス!)

「蘭字」とは、かつて日本から世界に

お茶を輸出する際に、輸出用の茶箱に

貼っていた“ラベル”のこと。

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時代によって色んな絵柄があって

当時の日本茶の輸出における

貴重な資料として注目されています。

 

茂木さんも大の蘭字好き(^o^)♪

 

横浜港から始まったお茶の輸出は、

次第に清水港へと移り、

静岡の町には、お茶を輸出するための

外国人商館がたくさん並んだそうです。

 

そこで、今回の展覧会では

「戦後の蘭字」にスポットをあて、

「蘭字」や茶箱、また「蘭字」の

製作過程がわかる、当時の資料など

約200点が展示されています!

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戦後の「蘭字」は、輸出先がフランスの

植民地だったアフリカや中東の

国々だった事もあり、アラビア表記や

フランス語が多く、図柄もエキゾチック!

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また、日本茶とわからないものが

非常に多いのが印象的です!

さらに、現地とやりとりした

「蘭字」の下書きや、指示書など、

珍しい資料も見ることができます!

この展覧会の見どころを、

フェルケール博物館の学芸部長

椿原さんに伺ったところ・・・

「デザインだけを楽しむっていうことも

できるんですけど、その蘭字を細かく

見ていくことによって、

当時の輸出の様子や静岡のお茶に

関わった人たちが、どう動いていったかとか、

どういう苦労があったかっていうのが、

垣間見えるんですよ。

そういう人の動きとか、

想像できるのは楽しい。

みんな苦労してやったんだっていうのが

わかるから…」

 

戦後の「蘭字」が注目されてきたのも、

ここ2年ほどで、まだまだ途中経過。

「これから、もっと色んなことが

わかってくると思う」

と椿原さん、おっしゃっていました!

 

戦後の蘭字
−アフリカと中東へ輸出された日本茶−

フェルケール博物館で

2017年12月10日(日)まで開催中です!

開館時間:9時30分~16時30分

休館日:月曜日

入館料:大人400円・中高生300円

     小学生200円

アクセス:JR清水駅よりバス

 「波止場フェルケール博物館」下車

*無料駐車場あり

静岡市清水区港町2-8-11

054-352-8060

http://www.suzuyo.co.jp/suzuyo/verkehr/index.html

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フェルケール博物館は

清水港湾博物館でもあるため、

常設展示で港に関わる資料も

多数展示されています!

これもまた見応えがありますよ〜!!

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