
おはようご茶います!
新年度に入りましたね!
日本のお茶にまつわる情報をお届けしている「NIPPON CHA・茶・CHA」
4回目の春を迎えました~。皆さま、ありがとうございまーす(^^♪
我が家の愛犬ぱんちゃん(6か月)も喜んでおりまっす☆彡
(後ろに日本茶の本が見切れております・・・笑)
さて、番組では日本茶にまつわるクイズを出題しています。
では、今日もいってみましょう~!!
「お茶は 何科の植物でしょうか!?」
答えは…
ツバキ科です!!
皆さん、あってましたか?
新年度ということで、改めて、基本にもどった内容のクイズにしてみました。
お茶は、ツバキ科の常緑樹。「草」ではなく、「木」です!!
1887年にドイツの植物学者のクンツさんが、
学名を“カメリア・シネンシス”と命名しました。
これはラテン語です。カメリアはツバキのこと。
そして、シネンシスは中国を意味しています。
これ以前は、スウェーデンの植物学者のリンネさんによって、
“テア・シネンシス”と命名され、チャ属と考えられていました。
紅茶の木と緑茶の木は、異なる種類だと考えられ、
学者の中で議論が続いていたそうです。
しかし、以後、紅茶も緑茶も同じカメリア・シネンシスである
という考え方が定着しました。
日本で、現在、「茶」と表示して販売されているものは、
原則としてこのツバキ科カメリア属から製造したものであることが定められています。
お茶の木を見たことがある方は納得!だと思いますが、葉の感じがやはり椿に似ています。
また、お茶の花も、ツバキのような花が咲くんですね。
でも…「ツバキ科」と聞くと、なんとなく葉っぱがかたそうなイメージですよね?
大丈夫!春になって暖かくなってくると、刈りこんでいたお茶の樹から、
やわらかーい新芽がぴゅっ~と伸びてきます。
これが…そう!新茶に使われる部分です!
一芯二葉、あるいは一芯三葉といって、伸びてきた芽の部分とその下の二枚、
あるいは三枚の葉っぱ(二葉、三葉)を摘んで、新茶にするんです。
だから、新茶には、春の芽ぶきの力強さと香りの良さが(?)際立っているわけです。
そろそろ南から、新茶の便りが届く季節ですね。
皆さんも、ぜひ、新茶、春の便りを味わってみてくださいね。
さて、番組では、皆さんからのメッセージをお待ちしていま~す!
あなたの急須はどんな急須ですか?ぜひ急須の写真もそえて送ってくださーい。
送ってくださった方には、茂木雅世サイン入りステッカーをお送りします。