NIPPON CHA 茶 CHA - Fm yokohama 84.7

日本茶の魔法使い!茶師の佐々木健さん「茶来未@藤沢」

さて、今日の『NIPPON CHA・茶・CHA』は、

先週に引き続き、茶師の佐々木健さんのお茶屋さん

「茶来未」の取材の模様をお届けしました!

 

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頂いたお茶がもうどれもこれも美味しくて…

茂木さんは、佐々木さんのことを魔法使いだと思ったんです~!!

 

そんなお茶の魔術師?佐々木さんは、

昨年11月に、新店舗と工場をオープンさせました。

 

まずは、製茶のお部屋におじゃましました。

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「荒茶」というお茶を仕上げる前の状態のお茶を、ふるいにかけて、

上の方の葉っぱや茎、お茶の小さな芽の部分など、

いくつも細かくお茶の部位を分ける作業を見せてもらいました。

 

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佐々木さんは、“12微細分類製茶法”という

独自の技法を編み出しました。

 

お茶の茎や葉、芽の部分などを細か~く分けて、

自分が作りたいお茶の味、そのイメージに合わせて、

それぞれの部位を組み合わせ、さらにお茶の状態を常に見ながら、

細かく温度調節をして、火入れをしています。

すごく手間暇が、かかってるんです!

 

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だから、あんなにとびきり美味しいお茶が作れちゃうんだなあと、

工場を見てその秘密がわかりました。

 

佐々木さん、今後は、地元の果物などを使った

オリジナルのフレーバー緑茶もいろいろ作っていきたいとおっしゃっていました。

 

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そのために導入したのが、減圧乾燥機です!

神奈川県内では初導入というこの機械。

30度から35度の低温で水分が抜けるんですが、

栄養素やビタミン群、香りが飛ばないんだとか!!

 

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減圧乾燥機で作ったみかんの皮のチップ、頂きました。

かりかりなのに甘くて美味しかった!

 

そして、準備室では、こんなものもみつけちゃいました!

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神奈川県産の桜の塩漬けを水抜きして、乾燥しようとしているそうです!

さくら緑茶を作ってみようかと準備中でした。

まったく新しいお茶を作ろうと、「茶来未」の佐々木さん、

早く飲んでみたいものです~♪

 

「茶来未」では、化学的な香料を使うのではなく、天然のもので作りたい

という想いがあって、減圧乾燥機を導入したそうです。

 

お茶にも人にも誠実で、佐々木さん自身の心がお茶に入っているからこそ、

こんなに美味しいお茶が作れるんだな~と茂木さんもおっしゃっていました(^^♪

 

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一流のシェフが、素材にこだわって、お客さんに最高の一皿を提供する、

それと同じ姿勢を佐々木さんから感じました。

ですが敷居は高くないです。わかりやすく楽しく、お茶の説明をしてくれます!

皆さんもぜひ、佐々木さんや茶来未のスタッフの皆さんに会いに行って、

お茶を飲んでみてください☆

 

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「茶来未」さんは、藤沢市の遠藤に店舗があります。

電車の場合は、辻堂駅からバスをご利用ください。

また、オンラインショップもありますので、ぜひのぞいてみてください。

日本茶専門店 茶来未

http://www.chakumi.jp/

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