NIPPON CHA 茶 CHA - Fm yokohama 84.7

「日本茶」の魔法使いに会いに⁉…茶来未@藤沢

さて、今日の『NIPPON CHA・茶・CHA』では、

藤沢でお茶の製造、販売を手掛けるお店「茶来未」さんが

昨年11月に新店舗と工場をオープンさせた!ということで

取材に行った模様をお届けしました☆

 

ちなみに、茶来未の字は…

右から読むと、未来茶となっています!

 

この「茶来未」は、茶師である佐々木健さんが

こだわりを持って作ったお茶のお店です。

 

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元々、料理人であった佐々木さんは、

2006年にお茶の世界に飛び込みました。

 

その3年後の2009年には、世界緑茶コンテストで、

佐々木さんが製茶したお茶が最高金賞を受賞!

さらに、2013年にも再び最高金賞を獲得しています。

 

そんな「茶来未」さんが新店舗となにやらすごい工場をオープンさせた!

ということで、先日、おじゃましてきました!

 

2009年に最高金賞を受賞したお茶のひとつ

「ぱちり」という深蒸し茶を頂きました。

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飲んで驚いた!という茂木さん!想像した味とは違う!!

 

どうして、こういうお茶ができるのか?「茶来未」の佐々木さんに伺ったところ

さりげなくお茶のある部分と芽の部分だけを使って、お茶を焙煎していると

言っていましたけど、これ、後から、工場見学をして、その意味がよーくわかりました。

 

実は、佐々木さん、独自の“12微細分類製茶法”という技法で

製茶をされているんです。

 

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お茶の茎や葉の部位を自社工場で細かく分けて、

それぞれの味の特徴をわかった上で、これとこれを合わせて、

例えば甘みのあるお茶にしよう…という風にお茶の味を作り上げているんです。

 

すご~い!!

 

続いては、佐々木さんオススメの「森を守るお茶」を頂きました。

 

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お花っぽい香りがして、さっぱりスッキリ!

 

この「森を守るお茶」は、在来種といわれるお茶。

 

山でお茶を作ることは傾斜地もあり、常用の機械も乗り入れないから大変。

おじいちゃんやおばあちゃんが亡くなって辞めてしまう、という方も多く

放置したお茶の木がやぶになってしまう。

 

大きいものは3メートルぐらいになるため、1年に1メートルずつ落として、

小さくなったものを、もう一度、畑に戻していく・・・

 

このように、佐々木さんは、お茶の栽培をやめてしまった山の茶畑=耕作放棄地を

再生させようというプロジェクトを行っていて、

「森を守るお茶」はその活動から生まれました。

 

 

他にも、まだ商品化されていないお茶などいろいろ飲ませて頂きました。

魔法使いのような佐々木さん!凄いおかたです!

 

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「茶来未」さんは、藤沢市の遠藤に店舗があります。

オンラインショップもありますので、気になる方はぜひのぞいてみてくださいネ。

 http://www.chakumi.jp/

さて来週も、藤沢の「茶来未」さんの取材の続きをお届けします。

どうぞお楽しみに☆彡

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしております!

ただいま“あなたの急須”の写真を募集しています!

このブログでその急須を紹介させていただきます♪

ocha@fmyokohama.co.jp

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