
さて、今日の『NIPPON CHA・茶・CHA』では、
藤沢でお茶の製造、販売を手掛けるお店「茶来未」さんが
昨年11月に新店舗と工場をオープンさせた!ということで
取材に行った模様をお届けしました☆
ちなみに、茶来未の字は…
右から読むと、未来茶となっています!
この「茶来未」は、茶師である佐々木健さんが
こだわりを持って作ったお茶のお店です。
元々、料理人であった佐々木さんは、
2006年にお茶の世界に飛び込みました。
その3年後の2009年には、世界緑茶コンテストで、
佐々木さんが製茶したお茶が最高金賞を受賞!
さらに、2013年にも再び最高金賞を獲得しています。
そんな「茶来未」さんが新店舗となにやらすごい工場をオープンさせた!
ということで、先日、おじゃましてきました!
2009年に最高金賞を受賞したお茶のひとつ
「ぱちり」という深蒸し茶を頂きました。
飲んで驚いた!という茂木さん!想像した味とは違う!!
どうして、こういうお茶ができるのか?「茶来未」の佐々木さんに伺ったところ
さりげなくお茶のある部分と芽の部分だけを使って、お茶を焙煎していると
言っていましたけど、これ、後から、工場見学をして、その意味がよーくわかりました。
実は、佐々木さん、独自の“12微細分類製茶法”という技法で
製茶をされているんです。
お茶の茎や葉の部位を自社工場で細かく分けて、
それぞれの味の特徴をわかった上で、これとこれを合わせて、
例えば甘みのあるお茶にしよう…という風にお茶の味を作り上げているんです。
すご~い!!
続いては、佐々木さんオススメの「森を守るお茶」を頂きました。
お花っぽい香りがして、さっぱりスッキリ!
この「森を守るお茶」は、在来種といわれるお茶。
山でお茶を作ることは傾斜地もあり、常用の機械も乗り入れないから大変。
おじいちゃんやおばあちゃんが亡くなって辞めてしまう、という方も多く
放置したお茶の木がやぶになってしまう。
大きいものは3メートルぐらいになるため、1年に1メートルずつ落として、
小さくなったものを、もう一度、畑に戻していく・・・
このように、佐々木さんは、お茶の栽培をやめてしまった山の茶畑=耕作放棄地を
再生させようというプロジェクトを行っていて、
「森を守るお茶」はその活動から生まれました。
他にも、まだ商品化されていないお茶などいろいろ飲ませて頂きました。
魔法使いのような佐々木さん!凄いおかたです!
「茶来未」さんは、藤沢市の遠藤に店舗があります。
オンラインショップもありますので、気になる方はぜひのぞいてみてくださいネ。
さて来週も、藤沢の「茶来未」さんの取材の続きをお届けします。
どうぞお楽しみに☆彡
番組では皆さんからのメッセージをお待ちしております!
ただいま“あなたの急須”の写真を募集しています!
このブログでその急須を紹介させていただきます♪