NIPPON CHA 茶 CHA - Fm yokohama 84.7

「壺切茶」というお茶の品種がある!?…(10月25日)

おはようご茶います!!

寒くなってきましたね~・・・

温かいお茶が美味しい季節になってきました!

 

さて、茂木さんからお知らせです☆

本日と明日、上大岡の京急百貨店で「第1回急須総選挙」を行います!!!

時間は11:00~,13:00~の2回です!

是非、遊びに来てください~♪

 

それでは本日の日本茶クイズです!

「壺切茶」というお茶の品種がある!

Yes or No?

 

答えは…

NOOOOOOOOOOO!! 

 

いいえ、品種ではございません。

今ぐらいの季節に、「壺切茶」というお茶がお茶屋さんに出回っています。

 

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昔、八十八夜の頃につんだ新茶を「荒茶」の状態で、

壺に保管して、和紙で封をして、ひと夏おいたそうです。

秋になって、その封を切るのですが、このことを「口切(くちきり)」といいます。

これにちなんで名付けられたのが、「壺切茶」です。

 

新茶を、荒茶の状態で、夏の間熟成させ、秋に仕上げの加工をしているお茶です。

ちなみに、「荒茶」とは、茎や粉、大きな葉などが混ざっていて、

水分も5%ほどと少し多めの状態のお茶のこと。

 

かつて、静岡の大日峠には、徳川家康公に献上するお茶を保管するために、

お茶壺屋敷がありました。

大日峠は、標高1000メートルを超す天然の冷蔵庫のような場所だったそうです。

お茶壺屋敷!うーん、なんとも贅沢♪

 

この、ひと夏を熟成させたお茶、お店によっては「熟成茶」なんていう

呼び名のところもありますが、煎茶だけでなく、

ほうじ茶や玄米茶なども作っているところがあります。

 

お茶屋さん曰く、“熟成して、こくがあるのが特徴”とのこと。

新茶とは違った趣きを楽しんでみてはいかがでしょうか!!

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(写真)

Mディレクターが購入した「壺切茶」、箱がかわいい!

中に説明書きが!しかも、美味しかった~♪

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