
おはようご茶います!!!
ぐっと寒くなってきましたね~~~!!
さて、今日は、先週に続いて秦野の高梨茶園さんでの手もみ茶体験の様子をお届けします!
教えてくださったのは、高梨茶園の三代目、高梨晃さん。
聞いていただいたのは、軽回転という工程をやっているところ・・・。
一番最初は、「ほうろ」という温かい台の上で、蒸した生の茶葉を両手でもって、
はらはら上から繰り返し下ろす「葉振るい」というのをやりました。
生の葉の表面の水分を飛ばすそうです。
その次は、「葉がため」・・・そして「軽回転」!!!コレが難しかった!
「ほうろ」の上で、茶葉の塊を集めて丸めたものを、
左右にころころ転がして水分を飛ばしていきます。
しかし、丸まらない、左右に転がせない、とほほ…。
先生の高梨さんはお見事!職人芸でした。
ここまで開始から約2時間!
お茶の水分が徐々に抜けていきましたが、まだまだ道半ば。
この後も、“揉み切り”などさまざまな工程が続きますが、
この日は時間切れで、ここまでとなりました!
こうして手もみ茶を作るのには、6、7時間かかり、一度にわずかな数量しか作れません。
高梨さんが手間暇かけてお茶を作ろうと思ったのは・・・
「機械を自分で操作してお茶ができたっていうのを、最初経験したんだけど、
リアリティがなくて自分で作ったという感覚がなかった。
でも、手もみ茶を最初から最後まで自分のチカラで作ったときに、
あ、自分でも作れるんだ。自分はお茶づくりができる人になれたんだ、って思った。
じっくり作るものっていいなって、これを作ってそう思う。」
こうした思いを受けとめてお茶を飲むと、いつもと違った気持ちになりますよね~
やっとできたというものを味わうっていうことを大切にしたいですね。
手もみ茶、よかったら、一度手に入れて、見ながら味わってみませんか?