NIPPON CHA 茶 CHA - Fm yokohama 84.7

「幕末に、日本茶を輸出する貿易商の女性がいた!?」…(4月19日)

そろそろ新茶の季節が到来ですね~!

茂木さんに会える機会も増えます!!

 

美味しいお茶の淹れ方を紹介するワークショップが開催されます♪

5/7・8@横浜高島屋 和食器売り場

5/10・11@新宿高島屋

詳細は茂木さんのTwitterやホームページをチェックしてください!

茂木雅世 (ocharock) on Twitter

https://twitter.com/ocharock

 

きっと、いつも飲んでいるお茶がグーンと美味しくなるはずです!

淹れ方次第で色んな風に味が変わる日本茶の魅力を

再確認できますよぉ~

 

それでは本日の日本茶クイズです!!

「幕末に、日本茶を輸出する貿易商の女性がいた!」 Yes or No ?     

 

答えは…

 

YEEEEESSSSSSS!! 

 

 

長崎の大浦慶さんという女性です。

幕末から明治にかけて、お茶の輸出で 富を得ました。

「龍馬伝」をご覧になっていた方はご存知だったかも…

 

その富で、坂本龍馬さんや大隈重信さんたちの

パトロン的な役割も果たしていた…と言われています。

 

江戸時代、鎖国中の日本で、長崎は、唯一の外国との窓口でした。

大浦慶さんは、長崎、出島のオランダ人に、

佐賀の嬉野茶のサンプルを託し、イギリス、アメリカ、アラビアに

送ってもらったそうです。

 

しかも、お茶の品質を、上中下に分けて、見本を作ったそう!!

この見本を見たイギリス人の貿易商、ウィリアム・オルトさんが

お慶さんに沢山のお茶を注文し、彼女は、貿易商として成功していきます。

約6トンものお茶を九州全域から集めたといわれています!

 

ただし、成功は長くは続かず。。。

 

横浜港が開港して、ここから沢山の静岡茶が輸出されるようになり、

さらに、九州の釜炒り茶よりも、静岡の蒸し製茶が海外で好まれて、

お慶さんの事業は衰退していったそうです。

 

でも、すごいですよね~!

日本茶を海外に広めたフロンティア!!

 

 

番組へのメッセージ、お茶にまつわる疑問・質問を

お待ちしています!!

ocha@fmyokohama.co.jp

 






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