【鎌倉の人、もの】
【鎌倉の人、もの ～鎌倉市鏑木清方記念美術館 鏑木祐子さん～前半】
おはようございます！ 食育DJの影山のぞみです。
「鎌倉まめヴィアージュ」79回目の放送では【鎌倉の人、もの】として、鎌倉市鏑木清方記念美術館の学芸員の鏑木祐子さんにお話を伺いました。
鎌倉市鏑木清方記念美術館は、鎌倉駅東口から小町通りを北に徒歩7分、鎌倉まめや小町通り店の前を通過し、最初の角を左折し、左側4軒目に入り口があります。
閑静な住宅地の中に鎌倉市鏑木清方記念美術館があり、端正な和風建物の門をくぐると、四季折々の草木が植わるアプローチが続いていました。
こちらの鎌倉市鏑木清方記念美術館は、平成に入って間もない頃、鏑木清方画伯の画業と創作の場を後世に伝えてほしい、とご遺族から土地や作品などの寄贈のお申し出があり、準備期間を経て、平成10年(1998年)の4月に、鏑木清方画伯の終焉の地、鎌倉雪ノ下の旧居跡に開館したとのことです。
正面玄関の格子戸の門や館内の画室は、鏑木清方画伯の旧雪ノ下宅の部材をそのまま使用して復元し、旧宅の雰囲気を今に伝えています。
畳敷きの画室には、鏑木清方画伯の眼鏡やパレット、筆、原稿用紙、万年筆等が置かれていました。
部屋の隅に置かれた本箱にはその中に仕舞われていたであろう図書等の題名が記されていて、当時の息遣いが感じられるようです。
撮影可能な展示には、天然岩絵具原石標本もあり、現代の日本画で用いられている顔料の原石見本が展示されていました。
その他、鏑木清方画伯の遺愛品の秤や、日本画で用いられる和紙の原料等も紹介されています。
学芸員の鏑木祐子さんに近代日本画の巨匠と言われる鏑木清方画伯がどういった方なのかお伺いしました。
＊鏑木祐子さんは鏑木清方画伯の御親族・御親戚ではありません。
鏑木祐子さん：「鏑木清方は、明治 11 年 1878 年に東京の神田佐久間町に生まれ、昭和 47年、93 歳でこの地で亡くなるまで、長きにわたり活躍した日本画家です。特に、清らかで優美な、時に艶のある女性の姿を描いた美人画で広く知られています」
鎌倉市鏑木清方記念美術館では、どういった作品が展示されているのか教えていただきました。
鏑木祐子さん：「美人画はもちろん、文学や芝居を題材にした作品や肖像画、明治時代の東京下町の人々の生活を描いた作品など、年に8回の展示をとおして、さまざまな作品をご紹介しています」
来週は、鏑木さんに現在、開催されている企画展をご案内いただきます。
鎌倉市鏑木清方記念美術館
〒248-0005
神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号
JR横須賀線・江ノ電「鎌倉駅」下車、小町通りを北に徒歩7分左折
tel. 0467-23-6405
fax. 0467-23-6407
開館時間
午前9時～午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日を休館)/年末年始（12月29日～1月3日）、展示替期間など
観覧料
企画展一般 200円(※140円)小・中学生 100円(※70円)
特別展一般 300円(※210円)小・中学生 150円(※100円)
※( )内は20名様以上の団体料金です。
http://www.kamakura-arts.or.jp/kaburaki/
お越しの際は、マスクの着用をお願いします。
鏑木清方記念美術館から徒歩2分程の所にある鎌倉まめや小町通り店のディスプレイがハロウィン仕様になっています。
かぼちゃプリン×紫芋スイートポテトのハロウィンカラーのミックス「ハロウィンナッツ」(税込378円)やアソートセット「ハロウィンセット」(税込594円)、ハロウィン柄のきなこ麦チョコの詰め合わせ「ハロウィンチョコ」(税込540円)等、ハロウィンアイテムがいっぱいです。
お家でのハロウィンパーティーにいかがでしょうか♪
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