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大福豆の『お豆のチカラ』

こんにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。

今日は「お豆のチカラ」と題して、大福豆(おおふくまめ)について御紹介しました。
大きな福の豆と書いて、だいふくまめではなく、『おおふくまめ』と読むこのお豆は、皮だけでなく、お臍の部分までが真っ白なインゲン豆です。

よく白餡に使われる一般的な白インゲン豆手亡豆(てぼうまめ)や白金時豆等、皮の白いインゲン豆と共に、白インゲン豆と総称される事があります。

大きさは、手亡豆より大きく、甘納豆に使われる事がある大粒の白花豆よりは小さく、楕円形でやや平べったい形をしています。

↑上から手亡豆、大福豆、白花豆 出典:公益財団法人 日本豆類協会

大福豆は蔓が伸びて支柱が必要なので栽培に手間がかかり、価格も高めなので、北海道では虎豆白花豆等と共に、高級なインゲン豆高級菜豆(こうきゅうさいとう)と呼ばれています。

↑大福豆の花 出典:公益財団法人 日本豆類協会

日本では北海道を中心に作られていて、中でも胆振(いぶり)地方で最も多く生産され、全体の50%以上にものぼり、続いて北見地方が多く、この2つの地域で全国の栽培面積の殆どを占めています。

↑大福豆の莢 出典:公益財団法人 日本豆類協会


食物繊維が豊富で、クセのないすっきりとした味が特徴の大福豆は、茹で上がりはベージュ色をしていて、ホクホクと存在感があり、ほんのり甘みもあるので、煮込み料理や白餡、お菓子にも使えます。

大粒で見栄えが良い上に食味も良いので、特に甘納豆の需要が多く、全体の4割程度が甘納豆として、お店に並んでいます。

そんな大福豆は、家庭用ではお正月の豆きんとんに使われているので、言われてみれば、実は食べている、という方が多いのではないでしょうか。


梅雨に入り、鎌倉の紫陽花も見頃を迎えていますよ♪

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