鎌倉まめヴィアージュ - Fm yokohama 84.7

鶉豆の『お豆のチカラ』

こんにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。

今日は「お豆のチカラ」と題して、鶉豆(ウズラマメ)について御紹介しました。
(パンダ豆と虎豆に引き続き、動物シリーズです)

Dsc_0027 インゲン豆の一種で、お豆の表面は肌色に赤紫色の斑点があり、鶉の卵に似ている事から鶉豆と呼ばれています。
普段、煮豆や甘納豆に使われている事が多いのですが、鶉豆は、茹でると模様が分かりにくく、全体が赤茶色になります。

鶉豆が日本に入ってきたのは北海道の開拓が始まった明治時代と言われていて、現在の北海道大学の前身である札幌農学校で、最初に栽培されました。

2鶉豆の芽 出典:公益財団法人 日本豆類協会

現在の主な産地は北海道の十勝や上川、石狩地方です。1鶉豆の花 出典:公益財団法人 日本豆類協会

鶉豆はお砂糖と一緒に煮て甘く味付けするのが昔ながらの調理法で一般的なのですが、皮が薄い為、味が入りやすいのが特徴なので、他の食材と組み合わせるのもオススメです。
例えば、お肉と一緒に煮こむとお肉の旨味をたっぷり吸うので、ポトフやカレー、ビーフシチューに加えるとコクが増します。

Dsc_0063 鶉豆は、炭水化物やタンパク質の他に、免疫力を維持し、タンパク質の合成を助ける亜鉛や鉄分等のミネラルも多く含んでいます。

3 出典:公益財団法人 日本豆類協会

スーパーでは、乾燥したお豆はもちろん、缶詰の水煮も売っていて、手に入りやすい鶉豆なのですが、まずはお家で乾燥した状態から煮てみて、そのほくほくとした食感と自然な甘さを楽しんでみてはいかがでしょうか。

Dscf6850鎌倉の紫陽花は、梅雨に入って、その鮮やかさが増しています。

*****************************************************************************

番組ではあなたのオススメの豆料理、野菜料理のレシピをお待ちしています。
メールアドレスは
mame@fmyokohama.jp
番組で紹介させていただいた方には鎌倉まめやさんからお菓子詰め合わせをプレゼントしますので、是非応募してくださいませ

*****************************************************************************

top