
こんにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。
今日は「お豆のチカラ」と題して、油揚げについて御紹介しました。 油揚げは、薄く切ったお豆腐を油で揚げた大豆製品で、初めは低温で揚げて、更に高温で2度揚げして作られています。
同じようにお豆腐を揚げた厚揚げとは違い、中までしっかり揚げられた状態なので、切ってみると、内側は空洞になっていますよね。ですから、袋のように、この中にご飯や具を詰める事が出来ますし、油揚げの皮は汁気やうまみを吸い上げてくれるので、とても使い勝手のいい食材です。
よく「あげ」とか「おあげ」とも言われていますが、別の呼び名として「稲荷揚げ」とか「狐揚げ」と呼ぶ地域もありますよね。
これは、稲荷神社で祀っている神様の稲荷神の使いである狐の好物に由来します。古くから狐の好物は鼠の油揚げ とされていて、狐を捕まえる時にも鼠の油揚げが使われたそうで、そこから、お豆腐の油揚げが稲荷神社に供えられるようになり、油揚げが狐の好物と言われる様になったとされています。
その様な理由から、油揚げを使うお寿司は、「いなり寿司」と呼ばれるようになりました。
そんな油揚げには、お豆腐と同じく大豆タンパク質が含まれていて、ビタミンでは、血行促進作用があるとされているビタミンEや、骨の健康維持に不可欠なビタミンKが豊富に含まれています。
油を使って作られている油揚げは、お料理に使う前にさっと茹でて油抜きを行う事でカロリーが抑えられるので、油抜きをしてから使うのがポイントですよ!
鎌倉では春を前に、梅が見頃です。
晴れた日にはほんのり梅の花の甘い香りが漂います。
まだもう少し寒い日が続きますが、春の足音は着実に近付いてきていますね♪
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