
こんにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。
今日は「お豆のチカラ」と題して、おからについて御紹介しました。
(昨日、平昌オリンピックが開幕しましたが、韓国料理にもおから(ビジ)を使ったお料理がありますよ♪)
先週は節分の豆撒きがありましたので、煎り大豆が大活躍したのではないかと思うのですが、その大豆からお豆腐を作る過程で、豆乳を絞った時の搾りかすがおからです。
大豆から豆乳を絞り出したから・残りである事から、そのからにおをつけて“おから”、と呼ばれる様になったのだそう。
関東では、色が白く、初夏に咲く白い小さな花のウツギ・別名卯の花に似ている事から卯の花とも呼ばれ、関西では、包丁で切らずに食べられる事から雪花菜(きらず)とも呼ばれています。
日本の他に中国や韓国など、お豆腐が作られている国では馴染みが深い食材になり、家庭料理や精進料理に使われています。
↑韓国の家庭料理・チゲにもおからを使ったビジチゲがあります。
そのままでは味があまりなく、ぱさぱさしているものなので、油を使ってコクを出すのがお料理のポイントになります。
そんなおからは郷土料理に使われるものが多く、卯の花炒りや卯の花和え、卯の花寿司等、数多くあり、昔から人々に親しまれてきた食材です。
大豆製品の中でもカロリーが低く、タンパク質やビタミンB群、カルシウム、鉄などが豊富で、豆腐には少ない食物繊維が多いのが魅力的です。お腹の中で水分を吸って満腹感が得られるので、食べ過ぎを防止してくれる効果もあるとされています。
でも、日持ちがあまりしない事や、食品としての需要が多くない事から家畜の餌にする事も多く、他に、家屋や家具の艶出しにも用いられるのだそうです。
お値段がとてもお安く、低カロリーながら栄養価が豊富な食品なので、おからを見直していきたいですね。
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