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納豆の『お豆のチカラ』

こんにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。

今日は「お豆のチカラ」と題して、納豆について御紹介しました。

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納豆と言うと、語呂合わせでは7と10でナットウなので、納豆の日は7月10日なのですが、実は納豆は本来、冬に作るものであった事を御存知でしたか?

と言うのも、納豆を作る工程で一度冷やさなければならないのですが、昔は今の様に機械もなく、人工的に冷やす、ということが難しかったので、自然と冬に作るものとなっていたそうです。
それに、その年の秋に収穫した大豆を使って納豆を作っていたので、当然ながら、冬に仕込むものでした。

Dsc_0240 江戸時代には、「納豆売り」納豆納豆汁の食材を売り歩いていたという記録も残っています。
ここで言う納豆汁は、「叩き潰した納豆」と「青菜」と「お豆腐」がセットになったもので、お湯を注ぐだけで納豆汁が作れるという、今でいうインスタント味噌汁の様なものでした。

今でこそ納豆と言えば、ご飯と一緒に食べるものですが、当時は納豆汁で食べる方が一般的で、それも、冬に食べるものとして有名だったので、納豆汁というのは、冬の季語として、多くの俳句の中に登場していました。

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この時期、特に北の寒い地方では野菜が不足しがちなので、温かい納豆汁で身体を内側から温めながら、栄養を補っていたとの事。

そんな納豆の栄養素として、骨の形成や血が出てしまった時に血液を固める働きがあるビタミンKや大豆由来のタンパク質が豊富です。
食物繊維も多く含まれていて、納豆菌と共に腸内環境を整えてくれるとされています。

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普段何気なく食べている納豆ですが、本来は冬に納豆汁として食べるものと分かると、納豆汁を作って食べたくなりますよね! 
来週は、その納豆汁を作ってみようと思います。

鎌倉まめやさんでは、おつまみ納豆が定番商品として好評発売中です!

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カリカリっとして香ばしく、しっかり納豆味なのですが、ネバネバとした粘りがないので、納豆が苦手な方にもチャレンジして欲しい一品になっていますよ♪

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