こんにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。
今日は「お豆のチカラ」と題して、亥の子祭りの亥の子餅について御紹介しました。
今月11月の食の伝統行事として、亥の子祭りがあるのを御存知ですか?
これは、十二支のイノシシを意味する亥の月にあたる旧暦10月、現在の暦で言うと11月の亥の日・イノシシの日に田んぼの神様をお祀りする収穫祭です。
この亥の子祭りの日には、亥の子餅を田んぼの神様に備えてから、家族で食べるのが古くからの習慣で、この秋の収穫に感謝し、無病息災を祈って、食べられるようになりました。
そんな亥の子餅と言うのは、元々、その年に収穫された大豆や小豆、大角豆(ささげ)、ごま、栗、柿、糖(あめ)の7種類の粉を、新米のお餅に入れた和菓子だったのですが、今では、地方や和菓子屋さんによって、材料や作り方も異なっています。
特徴としては、イノシシの子どもの「うりぼう」のようなコロンとした丸い形に、焼き印で3本の筋が入った甘いお餅である事が多い様です。
イノシシが子だくさんである事にあやかり、子孫繁栄を祈って食べられるようになったそうですが、大豆や小豆等のお豆の他に秋の味覚の栗や柿も使われていて、季節感がありますよね!
それに、糖質やタンパク質、ビタミン・ミネラルがバランスよく含まれているお餅になっています。
亥の子の言い伝えにあやかって、秋の終わりもこれから迎える冬も、健やかに過ごしたいですよね。
そんな今年の亥の子祭りの日は今週8日にあたり、和菓子屋さんでは、今月末まで、この亥の子餅を扱うお店がある様ですので、是非、和菓子屋さんで亥の子餅を見つけてみてくださいね。
秋の鎌倉を散策してきました。
朝晩の冷え込みに季節の歩みを感じる程、紅葉の色合が鮮やかに。
昼間、お天気がいい日はまだぽかぽかしていますので、ゆったりお散歩出来ますね。
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