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サヤインゲンの『お豆のチカラ』

こんにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。

今日は「お豆のチカラ」と題して、サヤインゲンについて御紹介しました。
今が旬のお豆・サヤインゲンですが、インゲン豆の若いサヤを食用にしたものが、サヤインゲンで、細長いサヤとキュッキュッとした歯応えが特徴的ですよね。

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原産地は中南米で、コロンブスの新大陸発見によってヨーロッパに伝えられ、日本へは江戸時代に隠元という名前の僧侶によって伝えられた事からこの名前が付いたと言われています。
始めは、サヤの中の完熟したお豆だけを食べていたそうなのですが、今ではお豆になる前の若いサヤの状態でも食べられるようになりました。

そんなサヤインゲンは、1年に3度収穫が出来る事から、地方によって「三度豆」とか「四季豆」とも呼ばれています。
今週、お知り合いの農家さんの畑にお邪魔して、サヤインゲンが育っている所を見せていただきました。

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サヤインゲンにはツルが長く上に伸びるタイプのサヤインゲンと、ツルが伸びず、膝下程度の高さで育つツル無しインゲンがあります。

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こちらの畑では、ツルが伸びるタイプで、支柱を立てて栽培していました。

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白い小さなお花が咲いた後に、細長くサヤインゲンが伸びています。

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実はサヤインゲンは、緑黄色野菜であるのを御存知でしたか?

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免疫力を高めるβカロテンが豊富で、体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を健康に保つ作用があるので、これから強い日差しが続く夏を目前に、しっかり取り入れておきたいですよね。
他にも食物繊維やカリウム、疲労回復に効果があると言われているアスパラギン酸も多く含んでいます。

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ちょうど今、鎌倉の直売所でも、サヤインゲンが並んでいて、一般的な緑色のものから、紫色のサヤインゲンも売っていました。

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この紫インゲンは、茹でると紫色が落ちて濃い緑色になります。

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紫色を残したい時には短時間でさっと加熱するのがポイントですよ。
ただ、まだあまり栽培されていない為、スーパーではなかなか見かける事が出来ませんので、直売所を覗いてみてくださいね。

これから9月頃まで美味しくいただけるサヤインゲンを茹でたり炒めたり煮たりして、是非、召し上がっていただけたらと思います。

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↑以前、海外のお豆料理として紹介した「中国の干煸四季豆」

来週はサヤインゲンを使ったお料理を紹介します♪

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