
こんにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。
今日は「お豆のチカラ」と題して、四月豆について御紹介しました。
先月には、三月豆とも呼ばれるエンドウ豆についてお話ししましたが、4月の名前がついたお豆・四月豆もあるんですよ。
それは、空豆の事なのです。
これも、地域による呼ばれ方なのですが、‘四月豆’の他に、‘夏豆’とも呼ばれる事もあって、収穫される季節にちなんだ名前が付けられている通り、空豆は、季節感のある野菜ですよね。
ハウス栽培で冬から出回りますが、特に美味しい旬の時期は4~6月で、春から初夏まで楽しめます。
又、空豆は、さやの先を空に向けて実る事から空豆と呼ばれる様になったとされているのですが、空をお天道様の天に代えて、天の豆と書いて、天豆(てんまめ)とも呼ばれます。
更に、蚕が作る繭の形に似ていることから蚕豆と書いて、そらまめと読ませる場合もあります。
こちらの鎌倉まめやさんの空豆のお菓子の一つ「うにビンズ」のプライスカードには中段右に「海胆蚕豆」と記載してありますよ↓
色んな呼ばれ方や書き方のある空豆なのですが、その歴史は古く、古代エジプトのお墓・ピラミッドやトルコのトロイ遺跡から当時の空豆が発見されていて、もう4000年も前から栽培されていました。
日本では、奈良時代に、インドの僧侶が中国経由で来日した際に、日本の僧侶に空豆が贈られたのが始まりと言われています。
そんな空豆には、主に、糖質とタンパク質、食物繊維が含まれていて、ビタミンB群も豊富ですので、エネルギーを効率よく作り出してくれるとされています。
そして、空豆の薄皮にも、食物繊維が豊富で、この時季の旬のものは軟らかく、無理なく食べられるので、塩ゆでしたものを、薄皮ごと食べてみてはいかがでしょうか。
空豆ならではの香りとやわらかな歯触りを、是非、この季節に味わってくださいね。
鎌倉まめやさんでは、空豆のお菓子も実はとっても豊富なのです!
やわらかそら豆や三色ビンズ(カレー、エビ、青のり)・・・
生姜豆・・・
にんにく黒胡椒ビンズ・・・
きんぴらごぼうビンズも♪
空豆シリーズも是非、店頭でチェックしてくださいね。
さてさて、今日の放送は長谷寺前からお届けしました。
桜は、開花している木が増えてきて、これから楽しめそうです。
ボケのお花も鮮やかで見事でした。
ゆっくり桜や春のお花を愛でたいですね♪
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