
こんにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。
今日は「お豆のチカラ」と題して、先週のまめタリアーナレシピ「煎り豆のきなこショコラ」に使ったきなこについて御紹介しました。
先月のお正月には、お餅をきなこ餅にしていただいた方もいらっしゃるでしょうか。
きなこは、大豆を炒ってから皮をむいて、粉末状に挽いて作られます。
大豆を炒る事によって、大豆特有の臭みが抜けて、きなこならではの香ばしい香りになるのですね。
↑鎌倉まめやさんでは北海道産の本造丸大豆をきなこにしています♪
原料の大豆は、一般的なものだと、大豆のベージュ色をしたきなこには、黄大豆(きだいず)が使われていて、その他にも、青大豆を原料にした薄い緑色のうぐいすきなこと呼ばれるものや、黒大豆を原料にした少し黒い色が混ざった黒豆きなこがあります。
そんなきなこの歴史は、奈良時代〜平安時代とされていて、中国から伝わったお菓子の原料の一つにきなこが使われていて、平安時代には、“末女豆岐(まめつき)”と呼ばれていたそうです。
当時は、薬として扱われていました。
それが、きなこと呼ばれるようになったのは、室町時代で、江戸時代には、和菓子づくりが盛んに行われ、庶民にも広く伝わるようになりました。
きなこを使った和菓子には、わらび餅やくず餅、あべかわ餅、おはぎ等がありますよね。
古くから重用されてきたきなこですが、味の良さはもちろん、体調を整える食品として扱われていて、良質なタンパク質やビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、骨密度低下等を抑えるイソフラボンも含まれています。
牛乳やヨーグルトに混ぜて手軽に取り入れる事が出来るので、スポーツ選手も食事や間食に、きなこを利用しているそうです。
香ばしくて体にいい栄養素を豊富に含むきなこを、日常的に取り入れていきたいですね。
鎌倉まめやさんではきなこを使ったお豆さんが揃っています。
きなこ豆(写真上)に黒胡麻きなこ豆(写真下)♪
そして、きなこをくるみにコーティングしたきなこくるみも。
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