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小豆の『お豆のチカラ』

こんにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。

今日は「お豆のチカラ」と題して、小豆について御紹介しました。

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日本では昔から1月に、おせち以外でもお豆を食べる習慣があります。
そのお豆とは小豆で、例えば、今週11日には鏡開きがありましたが、この日には、お正月にお供えした鏡餅を使って、お汁粉にして食べます。

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鏡開きに鏡餅をお汁粉でいただくのは、赤い色をした小豆には邪気を払う魔除けの意味があり、武家社会において新年の仕事始めに小豆を甘く煮て鏡餅を食べていたことが由来していると言われています。


更に、明日15日(日)は、小正月と言って、この日を祝って食べられる小豆粥がありますよね。
こちらは、別名を15日粥とも呼ばれていて、もともとは農業に関する行事としての習慣でした。

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この小豆粥を炊くときに使われる木の棒を用いて、その年の運や縁起を占い、五穀豊穣と子孫繁栄を神様に願うという意味が込められています。
その薄紅色の色合いから桜粥ともいわれ、地方によっては、このお粥にお餅を入れたり、砂糖をかけて食べるところもあるそう。

そんな小豆には、ビタミンB1が豊富に含まれていて、ビタミンB1は糖質をエネルギーに換える働きに優れているために、疲労回復に効果的と言われています。

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更に、小豆の食物繊維が腸内環境を整え、皮などに含まれるアクの成分のサポニンは血中コレステロールの低下や利尿作用に働きかけるとされています。

お正月の御馳走や新年会でちょっとお疲れの胃に優しい、小豆粥お汁粉を食べて、この1年の健康を願いたいですね。

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↑北海道取材の際に見つけた北海道産の小豆(写真左)と金時豆(写真右)。

来週は、鎌倉まめやさん小豆の甘納豆等を使ったまめタリアーナレシピを紹介します♪

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番組ではあなたのオススメの豆料理、野菜料理のレシピをお待ちしています。
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