鎌倉まめヴィアージュ - Fm yokohama 84.7

手作りお味噌の『お豆のチカラ』

んにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。

今日は「お豆のチカラ」と題して、手作りお味噌について御紹介しました。

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この時期は、新蕎麦が出回ったり、日本酒の新酒も並んだりする様になってきますが、お味噌はどうでしょうか?

新味噌って、あまり聞いた事がないかと思いますが、一般的に、大手のメーカーの様に大量生産するお味噌は、熟成させる倉庫を一定の温度に保ち、約3ヶ月程度で出来上がります。

でも、昔から、味噌作りは寒い時期の寒仕込みがいいと言われる様に、雑菌が繁殖しにくい冬に仕込み、夏の暑さを越えさせると発酵と熟成が進んで、更に秋に気温が下がって落ち着くと、いいお味噌が出来ると言われています。
大体10か月位ですね。

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手作りしたお味噌がちょうど食べ頃になるのが今頃という事で、私も今年初めて手作りしていたお味噌を開けて食べてみる事に♪

仕込んだ頃は大豆の薄いベージュ色だったものが(写真上)、濃い茶色になって(写真下)、お味噌の芳醇な香りが強くなり、美味しく仕上がっていました。

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材料は、大豆と米麹とお塩のみ。

材料(作りやすい分量):
大豆 150g
米麹 200g
塩 60g
・・・(私が試作した時の分量です)

作り方:
1)大豆はよく洗って、倍量のお水に一晩浸す。

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↓8時間水に浸しておいたら、まん丸だった乾燥大豆が、ぷっくりと楕円形になりました。

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2)水を捨てて、新しい水を倍量入れて圧力鍋で20分加熱し、そのまま冷ます。
*通常の鍋の場合は3時間程度、大豆が柔らかくなるまで煮る。

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3)米麹をほぐし、塩とよく混ぜ合わせる。

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4)水を切った2を(茹で汁は捨てない)フードプロセッサーにかけてなめらかにする。
*回りにくい時には茹で汁を加える。

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5)3と4をよく混ぜ合わせ、ぼそぼそとして硬い場合は、煮汁を加えて混ぜる。

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6)熱湯消毒した保存容器かジップロックに隙間なく詰め、空気が入らない様に閉じる。

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仕込んだ後は、時々様子をみるだけでいいので、とても手軽に手作り味噌が出来ます。

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お味噌大豆には、良質のタンパク質や、抗酸化作用があるイソフラボンが含まれていますし、発酵によって、アミノ酸やビタミンなどが豊富です。
お味噌というと、塩分を気にされる方もいると思いますが、そんな時には、カリウムと一緒に摂ると、体から排出されやすくなりますので、カリウムを多く含む野菜を沢山入れたお味噌汁に使うといいですね!

初挑戦の手作りお味噌ですっかり味を占めたので、また年明けに、寒仕込みでお味噌を作りたいなと思っています。

そんなお味噌ですが、もちろん鎌倉まめやさんには、お味噌味お豆さん「みそ落花生」がありますよ。

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落花生と甘じょっぱいお味噌味は抜群の相性です。

来週は、手作り味噌を使ったレシピを御紹介しますね♪

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