こんにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。
今日は「お豆のチカラ」と題して、旬のお豆・落花生について御紹介しました。
↑鎌倉まめやさんの殻付き落花生
落花生はマメ科の植物で、一般的には、殻がついた状態のものを落花生、炒った状態のものをピーナッツと呼ぶことが多いですよね。
↑鎌倉まめやさんの特選落花生~自然の味
夏に黄色のお花を咲かせ、受粉してお花が落ちて、お花から伸びた部分が地面に潜り込んで実を付けるので、漢字で落ちる花から生まれる、と書いて、落花生と呼ばれるようになりました。
↑落花生のお花
英語では、ピーナッツと呼ぶ他に、groundnutとも呼ぶそうです。
南米のアンデス地方が原産で東アジアを経由して、江戸時代に日本に持ち込まれたと言われていて、当時は、「南京豆」と呼ばれました。
沖縄では、地面の地の豆と書いて、「ジーマーミ」とも呼び、生の落花生を使ったジーマーミ豆腐がありますよね。
栽培の記録としては、明治の時代に神奈川県で栽培を始めたという記録があるので、神奈川が落花生発祥の地と言われています。
↑以前、FMヨコハマで担当させていただいていたJA Fresh Marketの取材で、秦野市の名古木掘り取り観光組合で落花生の収穫をさせていただきました。
落花生には、良質なタンパク質や、血中の中性脂肪等を下げ、生活習慣病を予防する効果があると言われているオレイン酸やリノール酸が豊富に含まれています。
更に、落花生の渋皮の部分(薄皮)には、ビタミンEや抗酸化作用があるレスベラトロールを含むので、茹でたり炒ったりしたものを、薄皮ごと、いただきたいですね。
生の落花生が手に入るのは今だけです!
さすが落花生の発祥の地である神奈川県内では、この時季、直売所に行くと、並んでいる事がありますので、是非、落花生の旬を楽しんでくださいね。
ちなみに・・・
来週10月13日(金)は「豆の日」です。
昔から十五夜には里芋を、十三夜にはお豆をお供えして食べていた習慣から、十五夜は「芋名月」、十三夜は「豆名月」とも呼ばれ、旧暦9月13日の「十三夜」にあたる10月13日を「豆の日」と制定されました。
そして、「ピーナッツの日」もあるのですよ。
11月11日は「ピーナッツの日」。
11月は美味しい落花生の新豆が出回る時期であり、ピーナッツは1つの莢に2つのお豆が入っていて、11が2つ重なるこの日を「ピーナッツの日」として制定されました。
来週は、生の落花生を使ったレシピを御紹介しますね♪
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