
こんにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。
今月、海外のお豆料理としてフォーカスしているのは、フランスのお豆料理です。
↑フランス南部・ガール県のガルドン川に架かる世界遺産ポン・デュ・ガール。見事な技術力で造られた水道橋に圧倒されました。
フランスではパスタと同様に乾燥豆を常にストックして、日常的にスープやサラダ、煮込み料理に使っています。
今週、御紹介するのは、白インゲン豆とお肉を煮込んでオーブンで焼き上げたフランス南西部の郷土料理「カスレ(cassoulet)」。
フランス南西部のラングドック地方やピレネー地方の名物料理なのですが、豚肉ソーセージや羊肉、ガチョウ肉、アヒル肉等と白インゲン豆を、料理名の由来にもなったカソールと呼ばれる深い土鍋に入れて、長時間ぐつぐつ煮込んでからオーブンで仕上げるお豆料理です。
「カスレ」
材料(4人分):
白インゲン豆(乾燥豆) 100g
豚バラ肉(ブロック) 250g
ソーセージ 大2本
トマト 大2個
玉ネギ 1個
人参 1本
ニンニク 1個
ブーケガルニ 1袋
水 500g
オリーブオイル 大さじ1
塩・胡椒 適量
パン粉・粉チーズ・パセリ 適量
作り方:
1)白インゲン豆は水に一晩浸して、下茹でする。
2)豚肉を食べやすい大きさに切り、トマト、玉ネギ、人参は角切り、ニンニクはみじん切りする。
3)オリーブオイルで2とソーセージを一緒に炒める。
4)インゲン豆と水、ブーケガルニを加えて煮て、塩・胡椒で味を調える。
5)耐熱容器に盛り、パン粉と粉チーズをかけて、230度のオーブンでこんがり焼いたら出来上がり♪
*白インゲン豆は水煮缶を使うと手軽です。
*トマトはトマト缶で代用出来ます。
*ソーセージは大きいものがなければ、普通のサイズのもの8本で代用出来ます。
*ブーケガルニはスパイス売り場にパック入りのもの200円弱で売っています。
鎌倉まめや長谷本店さんの米谷沙織さんに召し上がって頂きました。
「こんがり焼けていてグラタンみたいですね。優しいお味がします。お肉が柔らかい! 臭みもなくて食べやすいです。そんなにハーブの香りが強くないから、ハーブが苦手な方でも召し上がる事が出来ますね。お野菜も主張し過ぎず、白インゲン豆も美味しくいただけます」
米谷さん、ありがとうございました♪
鎌倉では、梅雨明けまで紫陽花が楽しめますので、残り僅かの紫陽花を堪能してくださいね。
「青うめ」のお豆さんは、ほんのり酸味のあって甘さ控えめなので、これからのシーズンにもピッタリですよ。
そろそろ夏を迎える心構えをしていきたいですね♪
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