鎌倉まめヴィアージュ - Fm yokohama 84.7

「カンボジアのバンチュヌア」

こんにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。

先週から御紹介しているカンボジアクメール料理ですが、今日は想い出のデザートを紹介しますね。

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私が大学生の時に、カンボジアに小学校を建設するボランティア活動で訪れたカンポンチュナン州のオントウンプレン村では、村人の殆どが農業で暮らしを成り立たせていました。

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日本とは違い、電気や水道、ガスも通っていませんし、村にあるお店は、駄菓子や生活雑貨が少し置いてある屋台のみ。

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それまであった学校は、雨季には雨風が吹き込んでくる小屋だったので、新しく建設する事になり、募金を募り、メンバーの方々が現地入りをして2003年9月から作業を開始し、村の人達と協力しながら、翌年の1月に完成しました。

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私は、建設途中や開校式、そして、その後も村を訪れ、子ども達や村の人達の心の豊かさや温かさに触れ、今でもまた会いに行きたいなと想い焦がれています。

建設時のお手伝いは、なかなか働き甲斐のある肉体労働で、学校の基礎を造る穴を掘り、お昼のスコールで雨が溜まったら、バケツで水を汲み、運んだり、現地の土と買ってきたコンクリートの粉を混ぜてブロックを作って持ち運んだりと、いっぱい汗をかいて、お腹もと~っても空きました。

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そんな中でいただいた、村長さんのお母さん達が作ってくれたご飯は、最高の御馳走で、いつもご飯の時間が待ち遠しかったです。
時には、おやつを作って出してくれる事があり、これまた絶品♪

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その1つが、今回紹介する、バンチュヌア(バンチョムヌオッ)というお豆入り白玉団子で、それをバナナの葉っぱで作った器に入れて、食べさせてくれました。

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当時は、緑豆を甘く煮た餡が入っていましたが、今回は、より手軽に作れる様に、鎌倉まめやさんの甘納豆で代用して作ってみます^^




「バンチュヌア」

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材料(2人分):
甘納豆 適量
白玉粉 50g
豆乳 大さじ3程度
ココナッツミルク 200ml
生姜 スライス2~3枚
砂糖・塩 お好みで
落花生 適量

作り方:
1)[ココナッツミルク&ジンジャーシロップ]
ココナッツミルクと生姜を煮て、お好みで砂糖と塩を加え、とろみが少しつくまで水分を飛ばす。

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2)[白玉]
白玉粉に様子を見ながら豆乳を加えて混ぜ、耳たぶ位の固さにしたら、生地に甘納豆を包む。

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3)沸騰したお湯で茹で、浮いてきて、中まで火が通ったら、流水に流しながらヌメリをとる。

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4)器に白玉を入れ、ココナッツミルク&ジンジャーシロップをかけて、刻んだ落花生をかけて出来上がり♪

*豆乳の代わりに水や牛乳、お豆腐を使っても大丈夫です。
*塩は隠し味程度に、少しずつ加えてお好みの甘じょっぱさにしてくださいね。
*冷やしても温かくしても美味しくいただけます。

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鎌倉まめや長谷本店さんの上野恭子さんに召し上がっていただきました。

「あ! 思ったよりしょっぱい。初めての味。私、この味、大好きです! 栄養もしっかり摂れるし、何と言っても、この甘じょっぱさがいいですね」

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上野さん、ありがとうございました♪

私が尊敬する方々が立ち上げ、お手伝いさせていただいたカンボジア学校建設2003は、その後も、村人や現地在住のスタッフの方々が見守り続けています。

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いつかまた、大切なお仲間と一緒に村を訪れる事が出来た際には、鎌倉まめやさんのお豆さんを子ども達や村の人達に届けたいです^^

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番組ではあなたのオススメの豆料理、野菜料理のレシピをお待ちしています。
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