
こんにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。
先週は、スペインの定番煮込み料理である「コシード」を作りましたが、他にもスペインではお豆を使ったお料理が沢山あって、スペインのおふくろの味と言えます。
↑マドリードにあったレストランの看板。
コシードに使われるヒヨコ豆を始め、エンドウ豆やサヤインゲン、白インゲン等、色んなお豆がお料理に使われています。
↑スペインのレストランに並ぶサラダにもヒヨコ豆やレンズ豆のサラダがありました。
その中でも、良く使われるお豆の1つがレンズ豆です。
形がレンズに似て、まるく薄いので、水で戻す時にも戻りが早く、思い立った時にすぐに料理が出来ます。
煮る時間も他のお豆に比べて少なくて済むので、とても使い易いお豆です。
中でも伝統的な煮込み料理である、 レンテハス・コン・チョリソー(Lentejas con chorizo)と言うレンズ豆とチョリソーを煮込んだものは、スペイン全土で食べられている煮込み料理。
↑スペインの国家はカーネーションなので、一緒に飾ってみました。
このお料理は、日本でカレーを作る時に、家庭や好みによって具材が違うように、このお料理も基本のレンズ豆とチョリソーと玉ネギさえ入っていれば、あとはお好みの材料を加えれば良く、絶対というレシピがありません。
だから、家庭によって、その日の気分や冷蔵庫の残り物の具合でも変わってきたりします。
チョリソーはスペインの干しソーセージですが、ニンニクなどのスパイスがふんだんに使われているので、日本のソーセージに比べると、とても強い味をしたソーセージで、お料理のダシにもなります。
味付けにはパプリカパウダーを加えることで、よりスペインの味になります。
↑スープやサラダの色付けにもパプリカやパプリカパウダーがよく使われていました。
そんなレンズ豆にはビタミンやミネラルも豊富で、ビタミンB群や鉄分が多く含まれるので疲労回復や免疫力アップのためのサポートに欠かせません。
お豆料理が今もなお人々に親しまれ、食生活になくてはならないものになっているスペイン。
↑バレンシアの市場は美しいステンドグラス造り。
地方によって、調理法も使用食材も様々で、その地方色豊かで美味しいお料理と素晴らしい景色を堪能しに、またスペインへ旅に出たくなります。
↑アンダルシア地方のグラナダでは、壁やベランダにゼラニウムの花が沢山飾られていました。
海外のお豆料理を紹介しているこのコーナー。
今月は、スペインのお豆料理を御紹介しました。
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