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【ブラジルのフェイジョアーダ】

こんにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。

今日は海外の「お豆のチカラ」と題してブラジルのフェイジョアーダについて紹介しました。

今年の夏にオリンピック・パラリンピックが開催されるブラジルで国民食となっているのが、このフェイジョアーダ(ポルトガル語:feijoada)。

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黒インゲン豆とお肉を塩味でじっくり煮込んだ料理です。
その昔、ブラジルがポルトガルの植民地だった時代に、豚肉や牛肉の上質な部分を取った残りの足や耳、皮、しっぽ、臓物等を塩漬にしておき、フェイジョンと呼ばれる黒インゲン豆とともに長時間煮込んで食べた事に由来すると言われています。

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ただ、ポルトガルやイタリアやスペインにも同じ様なお豆料理があるので、ヨーロッパ人が持ち込んだ料理をブラジルにある食材でアレンジしたものがフェイジョアーダになった、という説も。

黒インゲン豆は、日本ではあまり馴染みのないインゲンですが、タンパク質や食物繊維の他にビタミンB1や葉酸、鉄分やマグネシウム等のミネラルが豊富に含まれている上に、黒色の皮には抗酸化力が強いポリフェノール・アントシアニンが含まれています。

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インゲン豆の誕生の地・南米では黒インゲン豆はとてもポピュラーで、フェジョン・プレットやブラックビーンズと呼ばれています。
日本国内で黒インゲン豆を栽培しているのは北海道の一部等、限られているので非常に稀少なお豆です。

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日本で言うお豆料理は甘い煮豆が一般的ですが、ブラジルの熱帯気候の中で働く為の塩分を補う食事でもあったので、現在でも塩辛い煮豆料理になっているのが特徴。
お皿にはこのフェイジョアーダと一緒にご飯と、千切りにした青菜のケール炒めや、オレンジ、キャッサバの粉、豚の皮を油で揚げたものを盛り、混ぜて食べるのが一般的です。

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今ではほとんどのブラジル人が、週に1回は食べるほどの人気料理で、レストランでは、水曜と土曜日のランチメニューに、家庭では週末に食べるのが習慣なのだそう。

お豆とお肉をご飯と一緒に食べるのでなかなか食べ応えがあって、スタミナがつきそうなメニューになりますね!

2月も下旬になりましたが、鎌倉まめやさんでは、来月の桃の節句に向けた商品が揃っています。

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中でも桃豆は、桃の優しい香りと甘さが春らしい味わい♪

P1080145日本の行事には、やっぱりお豆さんが合いますね^^

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番組ではあなたのオススメの豆料理、野菜料理のレシピをお待ちしています。
メールアドレスは
mame@fmyokohama.co.jp
番組で紹介させていただいた方には鎌倉まめやさんからお菓子詰め合わせをプレゼントしますので、是非応募してくださいませ。

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