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12月のお豆の行事食

こんにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。

今日は「お豆のチカラ」と題して、12月のお豆の行事食について紹介しました。
この12月上旬と言うのは、お豆を使った食の行事が多い時期でもあります。

まず今月の始め、先週の1日(火)は、「乙子(おとご)の朔日(ついたち)」と言って、この日に水の神様を祭る風習が全国的に残っています。

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具体的には、小豆餅をついて食べたり、お餅だんごを川へ投げ入れたりすると水難を免れるとされて、逆に小豆を食べないうちに橋を渡ると祟りがあると言われたことから、朝から小豆餅を作って食べるのですが、これは河童に引き込まれないよう川に投げ入れ河童に与えてやるとか、これを食べると川でおぼれないなどとも言われています。

そして、今週の12月8日(火)事の日(ことのひ)と言って、年神様を迎えるための正月行事の準備を始める日とされていて、年越しの「神事」いわゆる神様に関するまつりごとが始まる時季です。
この日には、無病息災を祈って野菜たっぷりのみそ汁である「お事汁(おことじる)」を作って食べていました。

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このお事汁小豆やお芋、大根、にんじん、ごぼう、こんにゃく等の具を入れて作ったみそ汁で、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富な上、寒い季節に体の芯から温まるのにもピッタリですね。


更に、12月9日(水)には「大黒様の年取り」と呼ばれている大黒様を祭る行事が各地で行われました。

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この日には、豆ごはんお豆腐・納豆・煮豆など大豆料理の数々や大根を供え、黒豆料理大根料理を食べて、豊作と子孫繁栄を祝います。

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お豆大根は畑の作物の代表であり、それらを供えることは大黒様を農業の神様として信仰していることを示しています。

こうやって、昔から、12月には、小豆大豆を食べて、1年の締めくくりを過ごし、新年を迎える準備を始めたという事で、いかに日本人がお豆を大切に扱ってきたかが分かりますね。

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黒豆は鎌倉まめやのお豆さんにも揃っていますよ。

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くろ豆の豆菓子はおつまみ・おやつ感覚でポリポリ食べられます。

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大豆の豆ご飯を作る時には、鎌倉まめやさんの炒り大豆と一緒にご飯を炊けば出来上がりです♪


来週は、リスナーの皆さんから頂いた「お豆」を使った料理を紹介予定です。

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番組ではあなたのオススメの豆料理、野菜料理のレシピをお待ちしています。
メールアドレスは
mame@fmyokohama.co.jp
番組で紹介させていただいた方には鎌倉まめやさんからお菓子詰め合わせをプレゼントしますので、是非応募してくださいませ。

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