
こんにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。
すっかり晩秋となりましたが、先日、食育のお仕事で芋掘りをしてきましたので、今日はそのサツマイモと鎌倉の紫芋、そして、小豆あんを使った和菓子を紹介します。
サツマイモと小豆を使った和菓子と言えば、熊本で古くから伝わる伝統の郷土料理・郷土菓子の「いきなり団子」を御存知ですか?
小麦粉を使った生地で、輪切りにしたサツマイモと粒あんを包んで蒸したもので、ホクホクのサツマイモとあんの甘さと、もっちりした生地のほのかな塩味が絶妙のお菓子です。
今回は、生地にお豆腐と新米の米粉を使い、紫芋の方には黒胡麻を加えてみました。
自宅で蒸すのは蒸し器が無いと上手く出来ない事もあるので、フライパンを使った蒸し焼きにチャレンジしてみましょう!
紫芋を買いに鎌倉市農協連即売所へ。
秋も終わりに近づいているので、秋冬の根菜類が豊富に並んでいました。
紫芋を購入し、鎌倉まめや長谷本店でお料理スタートです♪
「お豆腐生地のいきなり焼き団子」
材料(2種各5個分):
サツマイモ(紅東、紫芋) 各1/2本
小豆あん(粒あん) 200g
絹豆腐 150g
米粉 100g
薄力粉 100g
塩 小さじ1/2
砂糖 大さじ1
黒胡麻 適量
作り方:
1)サツマイモ(紅東、紫芋)は洗って輪切りにする。
2)耐熱容器に入れて蓋又はラップをしてレンジで柔らかくなるまで加熱する。
3)薄力粉と米粉、絹豆腐をボウルに入れる。
4)よく練って捏ねる。
5)半量に黒胡麻を加えておく。
6)白い生地を伸ばし、紅東とあんを包む。
7)黒胡麻入りの生地には紫芋とあんを包む。
8)フライパンで両面に焼き色を付けてから、水(大さじ1~3)を入れ蓋をして蒸し焼きにすれば出来上がり♪
*米粉の代わりに白玉粉や片栗粉でもOKです。
*あんは包む時に下に(生地の繋ぎ目の逆側に)くる様に包みます。うっすらあんが見えているのがいきなり団子のポイントです。
*蒸し焼きの際には、生地に火が通っているかどうか確かめながら加熱して、足りない様なら少しずつお水を足して加熱してみてくださいね。
鎌倉まめや長谷本店の上ノ山良子さんに召し上がっていただきました。
「もちもちしてて美味しい! 皮のしょっぱさがいいです。和菓子もこうやって手軽に作れるのですね。サツマイモの味がしっかりします。紫芋はネットリ感があるのですね。黒胡麻もいい感じです。お安く出来るのも嬉しいです」
上ノ山さん、ありがとうございました。
今年の秋は比較的温かく、鎌倉も例年よりも紅葉が遅れているので、まだ紅葉もじっくり楽しめそうですよ♪
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