今回は横須賀市久里浜にある「一信堂印房」を訪れ、
昨年11月に厚生労働省から発表された「現代の名工」のうちのお一人である
印判師・長澤豊さんにお話をうかがった様子をお届けしました。
横須賀市の久里浜商店街にあるハンコのお店「一信堂印房」の2代目店主である長澤さん。
小学生の頃からお父様に「店はお前が継げ」と言われてきたそうですが、
この道を志すようになってから修行時代、一信堂印房入社後のお話をうかがいました。
はんこと言えば「文字」。文字の表現を極めるために書道の修行にも励んだところ、
日展 書道第五科漢字の部で入選。書の達人でもいらっしゃいます。
ほかにもTVチャンピオン「はんこ職人選手権」準優勝、「神奈川の名工」受賞など
様々な輝かしい経歴のお話をしていただきました。
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まるで筆で書かれたような筆致が特徴の長澤さんのハンコは実際に見ると息をのむ美しさ。
細やかな反転の文字を彫るわけですが、長澤さんは拡大した全体図を想像する事ができるのだそうです。
ハンコづくりは「俯瞰」の作業とおっしゃっていたのが印象的でした。
お店を訪れた際に彫っていただいた「桃」のハンコ。
余白やバランスが非常に大事だとおっしゃっていましたが…
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「桃」という名前を親から授かってウン十年!「桃」と書き続けてウン十年!
この字はバランスよく書くのがむずかしいと常々思っている私ですが、
この統一感と絶妙な余白のバランスが取れた美しい「桃」にうっとりしました。
縁起の良い贈り物とも言われるハンコ、デジタル社会が進む今だからこそ
手彫りハンコの良さを改めて教えていただいた時間でした。
長澤さんの美しい作品、ハンコができるまでの動画などをぜひ!
一信堂印房さんのサイトでご覧になってみてくださいね。
→一信堂印房 ホームページ