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錦絵に描かれた歌舞伎 ~神奈川県立歴史博物館より~

今年9月まで設備の改修工事のため休館している神奈川県立歴史博物館。
ですが!休館中でも館外の会場で様々な講座を開催しています。
歴博には多くの収蔵品がありますが、その中でも錦絵の収蔵数は約7000点。
全国でも有数の充実したコレクションなのです。
そして2月、浮世絵の一種である錦絵の中でも歌舞伎を題材とした
「歌舞伎絵」について深堀りをしていく講座が横浜で開催されます。
ということで今回は県立歴史博物館企画普及課長で学芸員の桑山童奈さんをスタジオにお迎えし、
錦絵・浮世絵・歌舞伎絵についてお話をうかがいました。

お話をうかがうまで私は「錦絵」と「浮世絵」の違いがよく分からなかったのですが、
「錦絵」とは江戸時代中期に確立された浮世絵の技法のひとつで、
カラーで摺られた精巧な木版画のことだそうです。
いろいろな種類の錦絵がありますが、当時は「美人画」と「歌舞伎絵」が2大ジャンル。
美人画は今でいうファッション雑誌、歌舞伎絵は芸能人のブロマイド、
風景画は旅行雑誌の要素があったんだとか。
歌舞伎絵が当時どんな風に扱われていたのか、見るポイントなど桑山さんから教えていただきました。
女性たちが贔屓の役者さんの絵を買い求めたり、楽屋裏やプライベートの様子を歌舞伎絵で
垣間見て楽しむところは現在の「推し活」と変わらないですよね!

手前左にあるのは「うちわ」の丸い輪郭が見て取れる歌舞伎絵。
「ご贔屓の顔が描かれたうちわ」(推し活グッズ?)はこの頃から存在していたんですね。

奥が深い、知れば知るほどたのしくなる錦絵・浮世絵の世界ですが
今回ご紹介した「錦絵に描かれた歌舞伎」連続講座は全3回。
2月1日(日)、2月8日(日)、2月15日(日)に横浜の神奈川近代文学館ホールで開催されます。
受講料は各回1000円、定員は各回120名です。申込締め切りは1月14日(水)です。
申込方法や各講座の詳細については県立歴史博物館のホームページをご覧下さい。

神奈川県立歴史博物館 県博セミナー「錦絵に描かれた歌舞伎」

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