今回は愛川町角田の海底(おぞこ)地区で作られている伝統的な和紙、「海底和紙」をご紹介しました。
愛川町の郷土を代表する和紙で、愛川町の指定文化財にもなっています。
紙漉きの技術と伝統を残すために活動されている「海底和紙継承会」の成井資昌さんに
江戸時代から伝わる海底和紙の歴史や和紙の原料~作り方についてお話をうかがいました。
原材料に楮や三椏を使った海底和紙はとても丈夫で、和紙特有のあたたかみがあります。
町内の小学校では自分たちの卒業証書になる和紙作りを毎年おこなっているそうです!
→愛川繊維会館 レインボープラザ ![]()
コーナー後半では、海底和紙を含めた各種和紙を使用して工芸品を作っている
愛川和紙細工 芳雅美術工芸の米田博行さん、芳子さんご夫婦にもお話をうかがいました。
多種多様な和紙の素材を活かした工芸品はとても優雅で色彩も綺麗!
家具類、箱、アクセサリーなどの実用品から人形、折り絵など多種多様な作品をみせていただきました。
耐久性・耐水性をもたせるためにウレタン樹脂を重ねて塗布するので大変丈夫です。
愛川町の特産品として、海底和紙や技法を後世に残していきたいとメッセージをいただきました!![]()
→愛川和紙細工・芳雅美術工芸 ホームページ