
今回は黒岩祐治神奈川県知事の出演。
第二次世界大戦終結から80年の節目の年ということで
「戦後80年 語り継ぐ「いのち」の記憶と平和のバトン」をテーマにお話をうかがいました。
戦争直接知る世代が減少していく中で
戦争の悲惨さや平和の尊さを次の世代に繋いでいくことが大切であり、
今まさに正念場であるというお話からスタート。
番組前半では神奈川県原爆被災者の会の皆さんが知事を訪問された時の話や
高齢化によって「語り部」が減少する中、デジタル技術を活用した対話型のAI語り部システムを
導入した県の取り組みの話題を中心にお届けしました。
番組後半では上大岡駅にある神奈川県戦没者慰霊堂、隣接する「かながわ平和祈念館」を
ご紹介いただきました。桜の名所にもなっている神奈川県戦没者慰霊堂は
戦没者、及び戦災死者5万8千余名の名簿が収められており、
8月15日の「戦没者を追悼し平和を祈念する日」には毎年神奈川県遺族会主催による
「神奈川県戦没者追悼式」が実施されています。
→神奈川県戦没者慰霊堂のご案内 神奈川県ホームページ
→かながわ平和祈念館 神奈川県ホームページ
戦後80年にあたる節目の年ということで県立図書館と県立川崎図書館ではそれぞれ
特別な企画展が開催されています。
県立図書館では『戦後80年 戦時文庫と戦時下の図書館活動』
県立川崎図書館では『戦後80年 私が見つけた『社史が語る戦争の記憶』」
と題し、いずれも9月10日までとなっています。