
今回は小田原漁港を母港として、相模湾全域と東京湾全域を活動範囲としている
漁業調査指導船「ほうじょう」を特集。
小田原市早川にある「水産技術センター相模湾試験場」を訪れ、
実際に「ほうじょう」に乗船させていただきました!
お話を伺ったのは船長の三輪洋介さんです。
まずはじめに「水産技術センター相模湾試験場」についての説明、
相模湾の特徴をお話いただいたあとに今回のメイン「ほうじょう」の話題へ。
今年で10年を迎える「ほうじょう」は神奈川県内水産業の中核をなす沿岸漁業への支援、
湾岸水域環境の保全にかんする調査、研究を行う目的で建造されました。
相模湾で盛んに行われている定置網漁業ですが、定置網の大きさはランドマークタワーの約1.5倍!
この巨大な漁具の管理・調査はドローンを活用!
空中・水中の両方から定置網の状況を確認しているそうです。
他にも相模湾で発生している磯焼けの対策(藻場の再生)や
海水浴シーズン前には海の水質検査など、最新機器を備えた「ほうじょう」で
幅広い種類の調査を行っています。
毎年8月には小田原漁港で開催される「小田原みなとまつり」で「ほうじょう」を一般公開。
一般公開の際には調査船に乗船し、調査機器を見学したり
研究員さん、船員の方に海や魚、漁業のお話を聞く事もできるそうです。
(今年の小田原みなとまつりは8月3日開催予定!)
また水産技術センター相模湾試験場には見学用展示コーナーもあり自由に見学することができます。
相模湾の魚や定置網の模型、相模湾の海底地形などの展示をぜひご覧ください。
→水産技術センター相模湾試験場 神奈川県ホームページ