
今回は廃棄される楽器を収集し寄付を行う団体と高校生の国際交流活動をご紹介。
認定NPO法人「子どものための国際音楽交流協会 AIMEC」の理事長、岩井光祐さんと
大井町にある県立大井高校・ボランティア部として活動している高校生、
森下文翔さん、山岸愛佳さん、江花風香さんにお話をうかがいました。
小学校などで使わなくなった鍵盤ハーモニカやリコーダーなどの楽器を
日本で収集洗浄し、アフリカやアジア、南米などの国に送るすばらしい取り組み。
「平和の輸出」を理念に、音楽を通して平和を願う気持ちを世界に伝え、
次世代を担う世界の子ども達に楽器を贈り、笑顔を増やしたいと岩井さんからお話いただきました。
スーツケースに楽器を入れ、ペルーやフィリピンなどに運ぶところから始まった活動も
現在では音楽の授業がない国を中心に約17か国、約10,000個の楽器を寄贈されているそうです。
この活動を共に行っている大井高校ボランディア部の役割は
AIMECで収集された楽器を洗浄する事。ボランティア部は現在4名で活動していますが、
県内の他の高校や支援学校の生徒と協力しながら年に3回ほどのペースで
楽器の洗浄や梱包を行っているそうです。
大井高校で保管されている楽器を実際に見せていただきましたが
倉庫の中は旅立ちを待つ楽器がぎっしり!
楽器そのものの音色が出るものであれば寄付は大歓迎とのこと。
活動内容、寄付の方法など詳しくはAIMECのホームページをご覧下さい。
→認定NPO法人 子どものための国際音楽交流協会 AIMEC
来年3月で県立大井高校は完校し、小田原城北工業高校と統合になりますが
この国際交流は続けていただきたいですね!