
明日11月24日は和食の日。
今回は茅ケ崎市にあります糀屋「米の花」さんにお邪魔し、
店主の熊澤弘之さんに、日本の発酵食品には欠かせない「糀」の魅力について
お話をうかがった様子をお届けしました。
味噌や醤油など発酵食品をつくるのに欠かせない「糀」は
ニホンコウジカビという「こうじ菌」が炊いたお米や麦に醗酵して
様々な酵素を作り出す伝統的な食品です。
「こうじ」には「糀」「麹」と感じが2種類ありますが「米の花」さんでは
茅ケ崎市産のお米を使ったこうじを造っているため「糀」を使用しているんだそう。
糀作りのきっかけや、2019年のオープン以来どのような方法で糀を作っているかお話いただき、
4種類の甘酒とお惣菜を試食させていただきました。
お米の甘みを感じつつもアーモンドや大麦、小豆の味もしっかり引き立たせる甘酒、
お惣菜の味もそれぞれ優しいおいしさに変身。鶏肉の上にある玉ねぎ糀も絶品。
決して「俺が糀だ!」と前にでしゃばることはありませんが、取り入れる事で身体にもいい。
太古の昔から日本に存在する糀ならではの余裕を感じます。かっこいい存在。
米の花さんは「作ることで暮らしが変わる」という体験を提供する糀屋というのがモットーだそう。
味噌づくり体験や糀調味料講座、甘酒の飲み比べなど、糀を生活に取り入れるきっかけを
私たちに与えてくれるお店でした。
→茅ケ崎 米の花 (Instagramアカウント)