
今回は小田原にある「工芸技術所」を訪れ、神奈川県の伝統工芸品について
工芸技術所の技師、大村徹さん・まつもと木工所の松本育さんに
お話を伺った様子をお届けしました。
神奈川県には国が指定する3つの伝統工芸品
「箱根寄木細工」「小田原漆器」「鎌倉彫」があります。
実際に工芸技術所に保管・展示されている物をみながら
大村さんからそれぞれの特徴や歴史などをお話いただきました。
若手工芸技術者として活動されているまつもと木工所の松本育さんは、
高校卒業後から京指物などの木工芸を学び、卒業後から小田原で寄木に携わるように。
現在は寄木を取り入れた小物やアクセサリーなどを制作していらっしゃいます。
今回は松本さんの作品を見せていただきながら、
伝統工芸品の魅力や今後の展望についてうかがいました。
松本さんの作品は彼女のイメージにぴったりな、とても繊細で優しい風合いの物が多く
寄木細工でも作り手によって印象が全然異なるんだなぁと思いました。
神
→まつもと木工所 松本育さん 手神
見学をさせていただいた工芸技術所は、工芸に携わる木製品事業者向けに
「ものづくり支援」「技術情報の提供、連携・交流の促進」「伝統的工芸品産業の進行」
の支援を行っています。数多くある機械などは事業者向けのため
一般の方の利用はできませんが、1階奥には神奈川県が誇る伝統工芸品の展示があり
ここは見学を行う事が可能です。木製のおもちゃなどもたくさんありますので
お子さんも楽しんで頂けること間違いなしです。(大人の私も楽しんでしまいました。)
11月21日、27日、12月4日の3日間は工芸技術所で所蔵している
伝統的工芸品などが解説員の説明付きで公開されます!
(事前申し込みが必要になります。詳細はHPをご覧下さい。)
→工芸技術所 神奈川県ホームページ
番組内でご紹介いただいた今日と明日開催の工芸品イベント
「小田原・箱根『木・技・匠』の祭典 木ってすごいね」の詳細はこちら。
→「小田原・箱根『木・技・匠』の祭典 木ってすごいね」