KANAGAWA Muffin - Fm yokohama 84.7

目指せ、モデルロケット世界一!リケジョの挑戦。

今回は横浜市鶴見区にある横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校にお邪魔し、
小型のモデルロケットの高さや滞空時間を競う「ロケット甲子園2023」で優勝した
女子ロケットチーム「Sky flowers02」のメンバー3名にお話を伺った様子をお届けしました。

「モデルロケット」とは、火薬エンジンを使用して大空を高く飛ぶ模型ロケットで
プラスチックや紙筒、専用の火薬などで制作します。
ロケットはセクションが分かれ、先端にはウズラの卵と高度計を搭載。
もう一つのボディ部分にはパラシュートや火薬を搭載し、羽根のようなフィンが付いています。

全長30cmほどのロケットを飛ばして先端とボディを分解させた後、
ウズラの卵を割らずにパラシュートで着陸させる…というのがロケット甲子園のルールです。
なぜロケットにウズラの卵が…?と思っていたのですが、
いわば卵は現実で言う「宇宙飛行士」。安全に地上に戻すためと聞いてなるほど!と。

お話を伺った女子ロケットチームは高校・中学の生徒さん達10名が所属しており、
今回お話を伺ったチームリーダーの鍋田さんはシミュレーション等を担当。
北山さんはフィンやパラシュート作り、石津さんは卵部分を担当されているそうです。
各パーツの素材選びや制作についての苦労話や驚きのアイデアをたくさんお話して下さいました!

今年7月にはイギリスで行われる「モデルロケット国際大会(IRC)」に出場予定。
日本大会と国際大会では仕様の変更やや英語でのプレゼンなど、
条件の違いが大きくあるのですが、現在試行錯誤しながら世界で勝負するモデルロケットを
制作しているのだそうです。

最後に訊ねた「将来の夢」は3人全員から「ロケットに関わっていきたい」という
メッセージをいただきました!日頃の授業や部活動などと兼任しながらの活動は
大変だと思うのですがとても充実しているんだなという事が伝わってきました。
国際舞台で戦うロケットが横浜から誕生します!最高の結果を期待しています!

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