
神奈川県では毎年、県内の商店街の優れた取組みを表彰する
「かながわ商店街大賞」を行っており、今年1月に第12回目の表彰が行われました!
今回は大賞・優秀賞・特別賞を受賞した3つの商店街をご紹介。
スタジオには神奈川県商業流通課の鈴木博明さんと
大賞を受賞された「久里浜商店会協同組合」会長の森下守久さんにお迎えしました。
まずは県内商店街のスペシャリスト!鈴木さんから商店街の役割や魅力をお話いただき、
今回の各賞を受賞された商店街をご紹介していただきました。
★優秀賞「協同組合戸塚旭町通商店会」(横浜市戸塚区)
病院や調剤薬局などが多く点在していることから「健康」を軸にしており、
「未病の改善」が商店街の大きなテーマ。各店舗で健康をテーマにした商品やサービスを提供。
★特別賞「浜大門通り新光会」(平塚市)
かつては平塚八幡宮の参道だった場所にある商店街。
年に3~4回商店街を通行止めにし、各飲食店のメニューを提供する「夕暮れ酒場」を開催!
どちらも立地の特徴などを活かしたユニークな取組みですよね。
そして大賞を受賞されたのが、横須賀市にある「久里浜商店会協同組合」です。
京急久里浜駅周辺にある6つの商店街の連合体なのですが、
近隣に横浜F・マリノスの練習場がオープンしたことを機に、
商店街はチームカラーであるトリコロールカラーで彩られています!
商店街とマリノスが共同開発した「F・マリノスKURIHAMAカレー」はヒット商品となりました。
その他にも全国で初めてWAONを取り入れたり、移動販売や地域住民のみなさんの
ハンドメイド作品を展示販売するレンタルボックスのお店の運営、
月に2~3回お買い得商品が並ぶ「黒船戸板市」や、多くの高齢者が集まる「年金市」の開催など
みなさんのアイデアが詰まった取組みが数多く行われています。
商店街が元気だと街全体がにぎわい、地域コミュニティの中核としても大きな役割を担いますよね。
そして住民のみなさんが暮らしやすいと感じる、お店が活気づくなど良い事がたくさんあります。
私の地元にも昔から賑わっている商店街があるのですが、
そこを通るだけでもなんだか楽しく、そしてホッとします。
コンビニや大型商業施設も大変便利ですが、商店街には商店街の良さがある!
そう再認識させてくれる楽しいお話を聞かせていただきました。
→第12回かながわ商店街大賞
→久里浜商店会協同組合