
今回は神奈川県消費生活課の北原稔也さんをスタジオにお迎えし、
最近増えている「点検商法」の具体的なトラブル事例や
未然に防止するためのアドバイスを紹介していただきました。
点検商法とは「点検」と称して電話や訪問をして「工事が必要」「修理をしないと危険」
などと言って不安をあおり、契約させる方法ですが最近では
屋根や床下の工事、給湯器の交換に関する点検商法の相談が多いそうです。
年代別に見ると65歳以上の高齢者の割合が多く、全体の約7割を占めています。
実際の事例や対応を例にお話いただきながら
被害にあわないため気を付けるべきことを教えていただきました。
●安易に点検を承諾しない。
知らない業者から突然電話・訪問があり点検したいと言われても承諾をしない。
●見積もりを取る。
すぐに契約をせず、信頼できる複数の業者から見積もりをとる。
●既に契約をしてしまった、被害にあってしまった場合もクーリングオフができる可能性があるので
不安に思ったら消費生活センターに相談をする。
その場ですぐに点検させず、家族・メーカー・販売店等に相談するといった慎重な判断や
断っても業者が引き下がらない場合は最寄の警察署・110番に通報する、といった
毅然とした対応も必要です。
神奈川県消費生活課が作成した注意喚起チラシには
事業者が使う典型的な勧誘トークや具体的なアドバイスが掲載されています。
トラブルを未然に防ぐためにも一度目を通しておきましょう!
→「点検商法」に関する注意喚起チラシ 神奈川県消費生活課
→消費者トラブルに遭わないために(動画) 神奈川県消費生活課
万が一消費者トラブルに遭ってしまった場合は、
一人で悩まずに局番なし「188」(いやや)へお電話を!
最寄りの消費生活相談窓口につながり、専門の相談員がトラブル解決を支援してくれます。
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