KANAGAWA Muffin - Fm yokohama 84.7

ともに生きる社会かながわ

今回は7月24日から30日までの「ともに生きるかながわ推進週間」を前に
障がいのある方の社会参加を推進するための神奈川県の取り組みを紹介しました。
神奈川県福祉子どもみらい局共生推進本部室の安藤祐介さんと
分身ロボットの「OriHime」にお越しいただきました。

まずは安藤さんから、今年4月1日に施行された
「神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例~ともに生きる社会を目指して~」
という条例について、制定されたいきさつなどをお話いただきました。
障がい者の方ご本人の気持ちになって、県民一人ひとりが
「ともに生きる社会」を目指し、実践することを目的とした条例です。
条例というのはどうしても文章が難しく、分かりにくい部分がありますよね。
かといって要約されたものではなく、条例はしっかりと読んで理解したい。
そんな声を受け、全国で初めてとなる条例「わかりやすい版」をリリース。
障がい当事者の方々を中心として作成された、とても読みやすい条例になりました。

わかりやすい版


続いて登場したのは分身ロボットの「OriHime」ちゃん!
このOriHimeを通じてお話に参加していただいたのは
自宅からパソコンを使用してOriHimeを操作している
神奈川県会計年度任用職員のみさきさんです。

みさきさんのご紹介はこちら


みさきさんは普段、県職員として主に小田原市役所で勤務。
週に三回、小田原市障がい福祉課で窓口の案内業務と庁内販売の補助、
憲章の紹介を行っているそうです。
実際に私の目の前にいるのはOriHimeですが、まるでみさきさんがここに
いるかのようにごくごく普通に会話を楽しみましたよ。
ご自身の障がいや体調的な面から仕事を探してもなかなか見つからない中で
OriHimeを活用することで働ける事がうれしい!とみさきさん。
これからもOriHimeでできることは何でもチャレンジしたいとお話いただき、
誰もがその人らしく暮らすことのできる「ともに生きる社会」を改めて
考える機会となった放送でした!

「ともに生きる社会かながわ憲章」ポータルサイト

top