今回は既存事業から新事業へとビジネスモデルの転換に取り組む
中小企業などを支援する神奈川県の取組をご紹介しました。
ゲストは神奈川県中小企業支援課・村川晃さんと
日崎工業株式会社の代表取締役・三瓶修さん。
「ビジネスモデル転換事業費の補助」とは
既存事業から新事業(新商品や新サービス、新たな生産方式)へと
ビジネスモデルの転換に取り組む費用の一部を県が補助するというもの。
転換に必要な機械装置の導入などにかかる費用や
店舗のレイアウト変更などの施設工事、ITサービス導入費や
広告宣伝費なども補助の対象になっています。
実際に補助金を活用し、サイン看板やオブジェなどをオーダーメイドで
製作する工場からキッチンカーの製作販売を新規事業として取り入れたのが
日崎工業株式会社さんです。
元々のデザイン性に富んだ金属加工で培った知識や技術を活かし、
既存の製品よりもクオリティの高いキッチンカーを作る事が出来ていると
おっしゃっていました!
またキッチンカー以外にもトレーラーハウスの販売も今後開始予定とのこと。
補助金を活用し、新規事業に乗り出すことで大変な事もありますが
社員のみなさんのモチベーションアップに繋がっているとのこと!
神奈川県の中小企業支援は本日(4/1)より2023年度の募集が開始しました。
期限までに申請があったものは全て審査を行い、
一定の基準を満たした申請について採択を行うとのことです。
どんな企業がどんな転換を行っているのか、
神奈川県のホームページ上で一例を確認する事ができます。
ぜひご活用ください。
→令和5年度神奈川県ビジネスモデル転換事業費補助金について